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【厳選比較】マーケティングツールの種類一覧と選び方・おすすめ

【厳選比較】マーケティングツールの種類一覧と選び方・おすすめ

マーケティングツールには、さまざまな種類があります。そのため、何を選ぶべきなのか悩んでしまう方は多いかもしれません。そこで、マーケティングツールの種類やそれぞれの特徴、自社に合ったツールを選ぶためのポイントなどを、本記事で詳しく解説します。

マーケティングツールの種類一覧

まずは、マーケティングツールの種類について下記に一覧でまとめました。種類ごとにできること、具体的なツール名も取り上げていますので、参考にしてください。

種類できること人気ツール
アクセス解析ツールWebサイトの訪問数やユーザーの動向、あるいは属性などのデータが解析できます。Google Analytics 等
SNS運用ツール投稿管理や運用、データ分析、あるいは複数アカウントの一括管理などが行えます。SocialDog 等
SEOツールGoogle等の検索エンジンで上位表示させるために、必要なデータを取得・分析できます。検索順位や被リンク数、検索キーワードのボリュームなどのほか、競合分析を行うことも可能です。Google Search Console 等
広告効果測定ツール運用状況や費用対効果など、Web広告等の効果を可視化できます。複数の広告を運用している場合でも、一括で管理することが可能です。AD EBiS 等
マーケティングオートメーションツールマーケティング活動を自動化、効率化させるためのツールです。リードの獲得や管理、育成等に必要な機能が備わっています。あらかじめルールを設定し、リードへのアプローチ等の業務を自動化することも可能です。SATORI 等
SFA(営業支援)ツール営業活動に関する情報を管理・分析でき、営業プロセスを自動化させられます。具体的には、顧客や案件、営業活動、商談、予実管理などの機能が備わっています。Sales Cloud 等
CRM(顧客関係管理)ツール顧客に関する情報を一元管理でき、顧客満足度の向上や戦略立案等に活用できます。また、必要な情報にすぐアクセスできるため、営業活動のほか顧客担当の引継ぎなどの業務を効率化させることも可能です。Sales Cloud 等

おすすめマーケティングツール

マーケティングツールの種類ごとに、おすすめのツールをご紹介します。

アクセス解析ツール

アクセス解析ツールは、自社Webサイトの改善に役立ちます。サイトの閲覧数やページ毎のユーザー動向、あるいは曜日等での閲覧数の違いなどから、より閲覧数や問い合わせ数等の増加につながる施策を検討・実施することが可能です。

【比較表】

ツール名特徴費用
Google AnalyticsGoogleが提供する無料ツールで、国内でも多くの利用者がいます。アクセス数から属性などまでデータの収集・分析が可能です。無料
Adobe Analyticsアドビ社の提供するツールで、ユーザーの行動データを可視化します。CXM実践に向けたクラウドサービス「Adobe Experience Cloud」に含まれ、セグメント・計算指標や貢献度の分析、異常値の検出など詳細な分析が可能です。有料(詳細は要問合せ)
RTmetricsログ型、タグ型、パケットキャプチャ型という全データ収集方式に対応。ユーザー毎の細かで精度の高いデータ分析ができ、特に大規模なサイトのアクセス解析に向いています。有料(詳細は要問合せ)
UserInsightアクセス解析ツールとしてだけでなく、ヒートマップツールとしての機能も備わっています。サイト内におけるユーザーの行動がビジュアル化されるため、サイト改善に役立ちます。50,000円/月~

Google Analytics

Google Analyticsは、Google社が提供する無料のアクセス解析ツールです。国内でも多くの利用者がおり、アクセス数やユーザー属性など、幅広いデータの収集・分析ができます。

Google Analyticsのトップページのイメージ

Google Analyticsの活用に向けては、以下の記事も参考にご覧ください。

Googleアナリティクスで使えるパラメータ一覧&使い方

5分で理解!GA4とは?違いや基本、導入まで

Adobe Analytics

Adobe Analyticsとは、PhotoshopやIllustratorなどで有名なAdobe社の提供するアクセス解析ツールです。有料サービスですが、セグメント・計算指標や貢献度の分析、異常値の検出なども行えます。Adobeの他製品と連携させれば、ホームページ制作からマーケティングまで活用できるでしょう。

SNS運用ツール

SNS運用ツールを使えば、SNSの投稿管理や運用データの分析等が行えます。以下に、おすすめのツールを比較しました。

【比較表】

ツール名特徴費用
SocialDogTwitter専用で、アカウント管理や分析、投稿の自動化などが行えます。1,280円/月~
Zoho Social投稿のスケジュール管理のほか、キーワードなどのモニタリング等が可能です。また、SNS分析にも対応しており、投稿の効率化に役立ちます。1,200円/月~
TweetDeckTwitter公式のSNS管理ツールです。マルチアカウントに対応しており、簡単にアカウントを切り替えられます。なお、投稿予約も可能です。無料
Social InsightTwitter、Instagram、Facebook、YouTubeなど、さまざまなSNSの解析が行えます。口コミ調査や競合アカウントとの比較等も可能です。有料(詳細は要問合せ)

SocialDog

SocialDogはTwitterに特化したツールです。アカウントの管理・分析、投稿の自動化などが可能。フォロワー数増加に向けた機能が備わっており、効率的なフォロワー獲得に役立ちます。

socialdogのイメージ

Zoho Social

Zoho Socialは投稿のスケジュール管理のほか、ハッシュタグやキーワードなどリアルタイムでのモニタリングが可能です。リスニングボードを作成すれば、キーワード等を追跡して、よりユーザーの目に留まる投稿を検討できます。

なお、SNSマーケティングに関する具体的な手法は、以下でも詳しく解説しています。

事例で理解!SNSマーケティングとは?具体的な手法と成功のポイント

SEOツール

SEOツールは、検索エンジンでの上位表示に必要なデータを取得・分析できます。現在の検索順位や被リンク数、検索キーワードのボリュームなどを確認するほか、競合分析も可能です。以下に、おすすめのツールを比較しました。

【比較表】

ツール名特徴費用
Google Search ConsoleGoogle検索で表示されたキーワードの掲載順位、あるいはクリック率などのデータを閲覧可能です。また、サイトにエラー等が検出された場合、メールで通知してくれる機能もあります。無料
Ahrefsシンガポールの会社が開発している調査ツール。競合他社における、おおよその集客キーワードなども分析できます。$99/月~
MIERUCA株式会社Faber Companyが開発しているSEO支援ツールで、主にコンテンツ作成などに役立ちます。15万円/月~
SEARCH WRITESEOデータの可視化、分析のほか、具体的な施策立案からタスク管理まで幅広くカバーしています。5万円/月

関連記事>> 【2023年版】SEOツール比較表・おすすめをプロが厳選

Google Search Console

Google Search Consoleは、Googleの提供するSEOツールです。検索エンジンGoogleの検索結果で表示された、キーワードの掲載順位やクリック率などが閲覧可能です。また、サイトにエラー等が検出されると、メールで通知してくれるといった機能もあります。

Google Search Consoleの画面

Ahrefs

シンガポールの会社が開発している調査ツールです。競合他社の(おおよその)集客キーワードやその流入予測数なども分析できるようになっています。登録することでダッシュボードも使用することができます。

AhrefsのHP

SEO対策の基礎知識については、以下を参考にご覧ください。

【2024年版】SEOとは?基本と初めにやるべき具体策5つをわかりやすく解説

マーケティングオートメーションツール

マーケティングオートメーションツールは、マーケティング活動を自動化、効率化させるためのツールです。リードの獲得や管理、育成等に役立ちます。以下に、おすすめのツールを比較しました。

【比較表】

ツール名特徴費用
SATORI日本の企業であるSATORIの開発したMAツール。リードの獲得から育成まで、幅広い管理・分析機能が備わっています。初期費用300,000円148,000円/月
Adobe Marketo EngageSNSやWeb広告など、多様なチャネルに対応。アメリカで開発されたツールですが、日本語でのサポートにも対応しています。有料(詳細は要問合せ)
Account EngagementSalesforce社が提供する、BtoB特化のMAツール。CRM機能を備えており、営業活動やカスタマーサポート等にも活用できます。150,000円/月~
HubSpotEメールキャンペーンやその他タスクの自動化、ワークフローの可視化などが可能。特にリード獲得を強みとします。5,400円/月~

SATORI

SATORIは、日本の企業であるSATORIの開発したMAツールです。リードの獲得から育成まで、幅広い管理・分析機能が備わっています。

MAツール「SATORI」のダッシュボードのイメージ

Adobe Marketo Engage

Adobe Marketo Engageは、SNSやWeb広告など多様なチャネルに対応したMAツールです。日本語でのサポートにも対応しており、リード獲得から育成までのマーケティング活動がすべて行えます。

Account Engagement

Account Engagementは、Salesforce社が提供するBtoBに特化したMAツールです。CRMに組みこまれているため、営業活動やカスタマーサポート等にも活用できます。

HubSpot

HubSpotは、特にリード獲得に強みを持つMAツールです。Eメールキャンペーンやその他タスクの自動化、ワークフローの可視化などが可能となっています。

マーケティングオートメーションについて、詳しくは下記の記事でも解説しています。

マーケティングオートメーション(MA)で何ができるの?基本と機能・導入をわかりやすく解説

SFA(営業支援)ツール

SFAツールを活用すると、営業活動に関する情報を管理・分析でき、営業プロセスを自動化させられます。具体的には、顧客や案件、営業活動、商談、予実などの管理機能が備わっています。以下に、おすすめのツールを比較しました。

【比較表】

ツール名特徴費用
Sales Cloudセールスフォース社のCRM・SFAプラットフォーム。活動履歴や顧客情報、商談、売上予測などさまざまなデータの管理・分析が可能です。3,000円/月~
kintoneサイボウズ社の提供する業務改善プラットフォーム「kintone」のSFAパッケージ。顧客および案件情報、アクション履歴まで管理でき、売上や進捗など見やすくグラフ化できます。780円/月~
Senses初心者でも使いやすく、機能豊富なセールス・マーケティングプラットフォーム。案件管理が“カンバン形式”になっており、状況が把握しやすい点が特徴です。なお、案件だけでなく顧客管理も行えます。27,500円/月~
ネクストSFA見やすさや使いやすさを重視したSFAツール。ドラッグ&ドロップ式の簡単操作で、案件情報を集計・管理できます。簡単にカスタマイズでき、初めての導入でも使いやすいでしょう。50,000円/月~

kintone

kintoneはサイボウズ社の提供する業務改善プラットフォームで、営業支援パック(SFA)も用意されています。顧客および案件情報、アクション履歴まで管理でき、売上や進捗など見やすくグラフ化が可能。モバイルアプリもあるので、外出の多い営業担当者や在宅勤務スタッフでも活用できます。

CRM(顧客関係管理)ツール

CRMツールは顧客に関する情報を一元管理できます。蓄積されたデータを活用すれば、顧客満足度の向上や戦略立案等に役立てられます。また、必要な情報にすぐアクセスできるため、営業活動はもちろん、顧客担当の引継ぎなどの業務を効率化させることも可能です。以下に、おすすめのツールを比較しました。

【比較表】

ツール名特徴費用
Sales Cloudセールスフォース社のCRM・SFAプラットフォーム。活動履歴や顧客情報、商談、売上予測などさまざまなデータの管理・分析が可能です。3,000円/月~
Zoho CRM世界中で豊富な導入実績を誇るCRM。レポート機能やAI機能などもライセンス料に含まれ、コストパフォーマンスの高さが特徴です。4,800円/月~
cybozu CRMソリューションサイボウズ社の業務改善プラットフォーム「kintone」と、メール管理・共有システム「メールワイズ」を組み合わせたサービスです。カスタマイズしやすく、低価格でCRMが導入できます。2,000円/月~
ホットプロファイル名刺管理をベースとし、見込み客発掘、SFAを統合させたクラウド型営業支援ツール。顧客情報をデータベース化し、リアルタイムでの情報管理および可視化が行えます。有料(詳細は要問合せ)

Sales Cloud

Sales Cloudは、セールスフォース社の提供するCRM・SFAプラットフォーム。活動履歴や顧客情報、商談、売上予測などさまざまなデータの管理・分析が可能です。

SFAとCRMの違いについては、以下を参考にご覧ください。
【機能比較表あり】SFAとCRMの違いとは? 選び方のポイントは?

マーケティングツールの選び方

自社に合った、マーケティングツールを選ぶためのポイントを解説します。

課題と目的を明確化する

まずは、自社にとって解決すべき課題が何なのか、そして何を目的にマーケティングツールを導入するのかを明確にしましょう。Webサイトの閲覧数向上が課題ならアクセス解析ツール、検索流入を増やしたいならSEOツールが有効です。

あるいは、マーケティング業務の自動化・効率化を目指すならマーケティングオートメーションツールが適切でしょう。営業活動の情報管理や分析、プロセスの自動化にはSFAが、顧客情報を管理して顧客満足度の向上が目的となるならCRMが向いています。

例えばSFAとCRMで両方の機能を併せ持つサービスもありますので、課題・目的に対してツールで何が実現できるのかを踏まえ、検討することが大切です。

操作性を確かめる

ツールによって、使い勝手や操作性は異なります。早く慣れて使いこなすためには、自社にとって使いやすいものを選びましょう。多くのツールは、デモ版や無料版などを用意しています。まずはこれらを活用し、実際の操作性を確かめてください。複数のツールを比較し、自社に合ったツールを選ぶことが大切です。

ツール間の機能連携

例えばSFAとCRMなど、複数のツールを利用するシーンも考えられます。その場合、各ツールを連携させられると便利です。導入したいツールが決まったら、相互に機能連携できるか確認しましょう。

マーケティングツール導入時の注意点

マーケティングツールを上手く活用すれば、現在抱いている課題が解決できるかもしれません。

しかし、自社サービスや体制等に合っていないと、そのメリットが十分に得られない可能性があります。また、初めてマーケティングツールを導入する場合、慣れるまで時間がかかることがあるでしょう。こうした点については、あらかじめ頭に入れておいてください。

ツールの導入と共に、マーケティングに関する知識も深めておきましょう。SNSやSEO、Web解析など、基礎知識をまとめた資料をご用意しています。ぜひご覧ください。

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