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メルマガ登録フォームの作り方と登録率を高めるポイント

メルマガ登録フォームの作り方と登録率を高めるポイント

メルマガを活用して見込み顧客を増やしたいものの、「登録フォームの作り方がわからない」「設置しても思うように登録が増えない」と悩む企業のマーケティング担当者も多いのではないでしょうか。

ここでは、メルマガ登録フォームの概要や構成要素に加え、作成・設置方法、さらに登録率を高めるためのポイントまでを解説します。また、フォームを直接設置せずにメルマガ登録を促す方法も紹介しますので、併せて参考にしてください。

メルマガ登録フォームとは?

メルマガ登録フォームとは、メールアドレスなどの個人情報を入力し、メールマガジンの購読を申し込むための入力フォームです。企業や個人がメールマーケティングを行う際の入り口となるもので、ユーザーに登録してもらうことで基本情報を収集し、継続的な関係構築のきっかけをつくるのが主な目的となります。

フォームを設置しておけば、24時間365日いつでも登録を受け付けられるため、時間や場所に関係なくユーザー情報を収集できる点も大きなメリットです。さらに、収集した属性情報(性別、地域、興味・関心など)を基に、ユーザーごとに最適化したメールを配信できる点も強みといえます。

ただし、メルマガを配信する際は、オプトイン(配信許諾)とオプトアウト(配信停止)の仕組みを明示することが不可欠です。ユーザーが安心して登録できるよう、利用目的や個人情報の取り扱いを明確にしておきましょう。

メルマガ配信の際のオプトアウトとオプトインのイメージ

関連記事:メルマガとは?配信の基礎知識・効果的な作り方と成功事例
オプトアウトとは?2つの意味と具体例

登録フォームの構成要素

メルマガ登録フォームの構成要素の具体例のイメージ

メルマガ登録フォームは、基本的に以下の5つの項目で構成されます。

  1. 氏名の入力欄
  2. メールアドレスの入力欄
  3. プライバシーポリシーの提示
  4. 個人情報の取り扱いに関する同意文・チェックボックス
  5. 登録ボタン

「個人情報の取り扱いに関する同意文・チェックボックス」は、オプトイン及び個人情報保護法の観点から原則として必須です。プライバシーポリシーの提示は法律上の義務ではありませんが、ユーザーが個人情報の取り扱い内容を確認できるようにする必要があるため、設置が強く推奨されます。

また、より詳細なユーザー情報を収集したい場合は、生年月日や性別、居住地域、興味・関心分野、アンケート項目などを追加することもあります。これらの項目は、メルマガの配信内容をユーザーの属性や行動に合わせて最適化する目的で設置されることが多いです。

登録フォームの作成・設置方法

メルマガ登録フォームは、HTMLを用いて一から自作することも可能ですが、プログラミングの知識やセキュリティ対策が求められるため、一般的な企業担当者や個人事業主にとってはハードルが高い方法です。さらに、開発工数やメンテナンスコストも発生するため、現在ではツールを活用して効率的に設置する方法が主流となっています。

ここでは、メルマガ登録フォームを簡単に作成・設置する方法として「メール配信システム」「フォーム作成ツール」「WordPressプラグイン」の3つを紹介します。

メール配信システムの利用

メール配信システムとは、メルマガなどを多数の相手に一斉かつ効率的に配信できるツールです。代表的なサービスには、「配配メール」や「blastmail」などがあり、メール配信機能を備えたマーケティングオートメーション(MA)ツールとしては「SATORI」が挙げられます。

多くのメール配信システムには、フォーム作成機能が備わっており、生成されたHTMLコードを自社サイトに埋め込むだけで設置が完了します。登録者情報はシステム上に自動保存され、ターゲットに応じたメール配信を容易に行えるのが大きな特徴です。

メール配信システムを利用するメリットは、登録フォームとメール配信を一元管理できることです。登録データをそのまま配信リストに反映できるため、運用効率が非常に高くなります。また、配信停止(オプトアウト)や同意管理の機能も備えており、法令遵守の観点からも安心して利用できます。

関連記事:メルマガ・メール配信システム10社比較と選び方

フォーム作成ツールの利用

フォーム作成ツールとは、プログラミングの知識がなくても登録フォームを簡単に作成できるサービスです。

使い方はシンプルで、テンプレートを選び、項目を追加・編集するだけで登録フォームを作成できます。完成したフォームは、URLをWebサイトやSNSで共有する方法と、HTMLコードを取得してWebサイトに埋め込む方法の2通りがあります。

フォーム作成ツールを利用するメリットは、スピードと手軽さです。社内にエンジニアがいなくても短時間でフォームを公開でき、テストや修正も容易に行えます。さらに、登録データを自動的にスプレッドシートなどへ連携できるツールも多く、メルマガ登録だけでなく、問い合わせフォームやアンケートなどにも幅広く活用できます。

WordPressのプラグインを利用

自社WebサイトをWordPressで構築している場合は、専用プラグインを利用することで登録フォームを簡単に設置できます。代表的なプラグインには「Contact Form 7」や「MailPoet」などがあります。

これらのプラグインを導入すると、WordPressの管理画面上でフォームの作成・デザイン設定・入力確認ページの設定などが行えます。生成されたショートコードを該当ページに貼り付けるだけでフォームの設置が完了するため、専門的な知識がなくても運用しやすいのが特徴です。

プラグインを利用するメリットは、外部ツールを使わずにWordPress内で登録フォームを作成・管理できる点です。サイト全体のデザインを統一しやすく、「MailPoet」のように登録後のメール配信まで一括で行えるプラグインもあるため、特に小規模サイトや個人事業者に適しています。

登録率を高めるためのポイント6つ

せっかくメルマガ登録フォームを設置しても、「登録してもらえない」「途中で離脱される」という悩みを抱える企業は多いです。登録率を高めるには、ユーザーの心理を考慮したフォーム設計が欠かせません。

ここでは、効果的なフォーム作成のための6つのポイントを紹介します。

1)入力項目を最小限に絞る

入力項目が多いと、「面倒くさい」「時間がかかる」と感じて登録をやめてしまうユーザーが増えます。メルマガ登録の目的が情報配信のスタートである以上、必須項目は「メールアドレス」と「名前」程度に絞るのが理想です。登録完了のハードルを下げることで、フォーム離脱率を大幅に下げられます。

一方で、将来的にターゲティングメールなどのパーソナライズ配信を行いたい場合には、ユーザーの属性情報(性別・地域・興味分野など)を取得しておくのも1つの戦略です。ただし、この場合でも最初の段階では簡単に登録できる設計を優先し、詳細情報は後からステップメールやアンケートで補うようにしましょう。

関連記事:ターゲティングメールの基礎知識と配信方法
ステップメールの仕組みとは?配信回数や間隔など運用方法も解説
メールマーケティングとは?効果は?具体的な手法と流れ・コツを紹介

2)入力のしやすさを考慮する

ユーザーがストレスなく登録を完了できるようにするためには、「EFO(入力フォーム最適化)」の取り組みが重要です。EFOとは、入力ミスや操作負担を減らし、ユーザーが短時間でフォームを送信できるように設計・改善することを指します。入力しやすいフォームにすることで、離脱率を下げ、登録完了率の向上が期待できます。

具体的な改善策として、以下のような工夫が効果的です。

  • 氏名欄をクリックすると自動的に日本語入力がONになる
  • 郵便番号を入力すると住所が自動補完される
  • 必須項目には「必須」と明示し、色やアイコンでわかりやすくする
  • 入力例をプレースホルダーで表示して迷わせない
  • 未入力やエラー時に赤文字やポップアップで知らせる
  • スマートフォン利用者向けにフォームをシンプル化し、スクロール量を減らす

このようなEFOの工夫によって入力のストレスを軽減でき、結果として登録率が大きく向上するケースも少なくありません。

3)信頼性を高める要素を加える

ユーザーが安心して個人情報を入力できるようにするためには、「この企業なら信頼できる」と感じてもらう工夫が欠かせません。プライバシーポリシーの提示に加えて、以下のような要素をフォームの周辺に配置すると効果的です。

  • 運営会社やブランドロゴの表示(企業の信頼性を伝える)
  • メルマガ配信頻度や内容の説明(どんな情報が届くのかを示す)
  • 実際の購読者の口コミや実績紹介(社会的証明を加える)

このように、透明性と信頼性を意識した情報を提示することで、登録の心理的ハードルが下がります。

4)レスポンシブデザインに対応させる

スマートフォンで情報収集を行うユーザーが増えている今、フォームはモバイルファーストで設計することが欠かせません。パソコンでは見やすいフォームでも、スマートフォンで見たときに文字が小さい、入力欄がずれている、ボタンが押しづらいといった問題があると、ユーザーは途中で離脱しやすくなり、登録率の低下につながります。

そのため、フォームはレスポンシブデザイン(画面サイズに応じて自動調整されるレイアウト)に対応させましょう。さらに、スマートフォン向けに入力補助を設定したり、スクロール量を減らしたレイアウトにしたりといった工夫を加えることで、操作性を高めることができます。

5)設置場所を工夫する

フォームをどこに設置するかによって、登録率は大きく変わります。設置場所はユーザーの目にとどまる機会や行動導線に直結するため、戦略的に考えることが重要です。

代表的な設置場所と特徴は以下のとおりです。

  • トップページ:サイト訪問者全体への訴求が可能
  • 記事ページの末尾:記事を最後まで読んだ関心の高いユーザーに効果的
  • サイドバー:ページ閲覧中も常に視界に入りやすい
  • ポップアップ表示:ユーザーの注意を引きやすいが、タイミング調整が重要

設置後は、Googleアナリティクスやヒートマップツールを活用してクリック率や離脱率を定期的に分析し、データに基づいて最も効果的な位置へ改善していきましょう。

関連記事:ポップアップとは?意味や用途、活用のポイント

6)特典(インセンティブ)を用意する

ユーザーに「登録すると得をする」と感じてもらうことで、フォームの登録率は高まりやすくなります。たとえば、次のような特典を用意すると効果的です。

  • 登録者限定の無料資料やチェックリスト
  • メルマガ読者だけが使える割引クーポン
  • 新商品の先行案内やイベント招待
  • 専門家による限定コラムやノウハウ共有

ただし、特典を提供するだけでは一時的な登録にとどまる可能性があります。「このメルマガを読むことで、どのような価値が得られるのか」「どんな悩みを解決できるのか」を明確に伝えることで、長期的な読者の定着につながります。

フォームを作らずに登録してもらう方法

フォームへの登録率を高めるには、ユーザーが自然な流れで登録できる仕組みを整えることが大切です。自社のWebサイトに登録フォームを設置して誘導するだけでなく、別の手段を活用してメルマガ登録を促すことも可能です。

ここでは、フォームを直接設置せずにメルマガ登録を促す3つの方法を紹介します。なお、いずれの方法でもメルマガ配信の許諾(オプトイン)を明示しておく必要があります。

イベント・セミナーでアンケートを活用してアドレスを収集する

イベントやセミナーに参加する人は、すでにあなたの企業やサービスに関心を持っている見込み顧客です。イベント終了後のアンケートで「メルマガ配信を希望しますか?」という項目を設ければ、自然な形でメールアドレスを取得できます。

さらに、興味を持って参加してくれた人に対して、イベント内容のフォローアップや関連情報を配信することで、信頼関係を深めるきっかけにもなります

自社で作成した無料レポートのダウンロードを活用する

いわゆる「ホワイトペーパーマーケティング」と呼ばれる手法では、企業が無料で有益なレポートやノウハウ資料を提供し、そのダウンロードと引き換えにメールアドレスを取得します。

近年では、ダウンロードされた電子データのどの部分がよく閲覧されているかを追跡できるツールも登場しており、ユーザーの関心領域を分析してメルマガの配信内容に反映させることも可能です。

関連記事:ホワイトペーパーとは?概念と作り方・事例まで解説

会員登録・購入フローにメルマガ登録の同意項目を設ける

ECサイトや会員制サービスでは、購入や会員登録の際に「メルマガ登録の同意」を求める仕組みを加えることで、自然に登録数を増やすことができます。具体的には、会員登録フォームや購入確認ページの最後に「お得な情報をメルマガで受け取る」にチェックを入れるだけで登録完了となる仕組みを設けるのが効果的です。

この方法の強みは、ユーザーがすでに商品やサービスに興味を持っている段階でメルマガ登録を促せることです。登録時には「メルマガだけの特別割引」や「新商品先行情報」など、登録するメリットを明確に伝えるとさらに効果が上がります。

メルマガも含めたマーケティング全体の効率化を目指すなら「SATORI」

メルマガ登録フォームの設置は、メールマーケティングを始めるための第一歩ですが、本来の目的は登録したユーザーとの長期的な関係を構築することです。登録フォームを作って終わりではなく、その後の配信や分析、見込み顧客の育成をどう効率化するかが成果を左右します。

メルマガ登録フォームを効果的に運用したい場合は、メール配信機能を備えたマーケティングオートメーション(MA)ツール「SATORI」がおすすめです。「SATORI」では、登録フォームの作成・設置をノーコードで簡単に行え、登録情報は自動的にシステムへ連携されます。そのままセグメントごとに最適なメルマガ配信を実施でき、見込み顧客の育成やフォローアップも自動化可能です。

また、「SATORI」はメルマガ配信にとどまらず、自社Webサイトにアクセスしたユーザーの行動を可視化し、資料請求や問い合わせなどのアクションを促すポップアップを表示することもできます。さらに、見込み顧客の属性や行動を数値化して、購買意欲の高い顧客を絞り込むことも可能です。

つまり、「SATORI」を活用すれば、見込み顧客の獲得から育成、営業連携までをワンストップで実現できます。「メルマガ登録フォームからの成果を最大化したい」「メルマガを軸にマーケティング全体を効率化したい」という方は、ぜひ以下の記事と資料をチェックしてみてください。

関連記事:MAとは?機能や役割、活用方法や注意点をわかりやすく紹介

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