セミナーのWebページ作成から、フォローメールまで。新規のセミナー事業を「SATORI」で構築した、千葉テレビ放送50年目の挑戦とは

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早坂 豪氏

企業プロフィール

・会社名:千葉テレビ放送株式会社 https://www.chiba-tv.com/
・設立年月日:昭和45年1月28日
・開局年月日:昭和46年5月1日(アナログ波)
平成18年4月1日(デジタル波)
・資本金:17億8,066万4千円

 

▼本事例記事のサマリ
✓MA導入の選定理由

  • 分かりやすいランディングページの制作や膨大なリード管理、メルマガ配信等、実施したい施策に必要な機能が揃っている。
  • メルマガ等を通じてSATORI社から受けたマーケティングに関する情報より、支援パートナーとして信頼感を持てたこと。

✓MA導入の効果

  • これまで社内で積み上げてきた名刺情報の有効活用が可能になり、コミュニケーションが途切れてしまっていた顧客との関係を復活させ、継続的にコミュニケーションを行う基盤ができた。
  • 手厚いサポートのもとメールマガジンを活用したセミナー情報の発信により参加者数が増加。
記事インデックス
  1. 開局50周年は「成長」がテーマに。チバテレが仕掛ける新規事業とは
  2. 0からのマーケティング立ち上げに活用した、チバテレの「資産」
  3. セミナーのLPページ制作機能、そして手厚いフォローアップが「SATORI」導入の決め手に
  4. 顧客管理からお礼メールの配信まで「SATORI」をフル活用
  5. セミナーのWebページやフォーム制作で、効率的なセミナー事業を実現!
  6. 「1人マーケティング部門」に求められるマインド

開局50周年は「成長」がテーマに。チバテレが仕掛ける新規事業とは

千葉テレビ放送株式会社 早坂氏

千葉エリアを中心とした日々の情報だけでなく、地域の魅力を発信する番組や、地域の枠を超え幅広い視聴者に愛される番組を手掛ける千葉テレビ放送株式会社(以下、チバテレ)。2021年には開局50周年を迎え、節目のテーマとして「成長」を掲げている。チバテレミライチャンネル(サブチャンネル)のスタートや周年記念番組の制作・放映のほか、地域経済を担う中小企業向け施策である「セミナー事業」を新事業として開始した。

「千葉テレビ放送では、これまで千葉県内外の中小企業に対し、放送事業を通じた広報・プロモーションのお手伝いをしてきました。そこから一歩踏み込んで、経営や人材採用、ネット戦略、マーケティングなど、中小企業が抱える課題解決に必要な『稼ぐ力』を身につけていくための施策として、教育プラットフォームをご提供できるのではないかと考えたのです。開局から50年、テレビの放送事業の中で積み上げてきた各方面のプロフェッショナルや有識者とのつながりをフル活用し、その道の専門家から経営課題を解決するヒントを経営者やマーケターの方にお伝えする『稼ぐ力養成講座』を、2021年より始めました」(早坂 氏)

この事業で主に集客、マーケティング施策を担当している早坂豪氏は、いわゆる「マーケティング担当」として活動している。自身はこれまでPR企画や広告、番組プロデュース、広報、デジタル部門を経験してきたものの、事業会社が行うマーケティング実務は未経験でのスタートだったという。

0からのマーケティング立ち上げに活用した、チバテレの「資産」

新規事業であるセミナー事業「稼ぐ力養成講座」を展開していく上で、セミナー参加者の集客が大きな壁として立ちはだかった。まずはマーケティングに注力していくことになったものの、社内にはマーケティング施策に関するノウハウや情報がほとんどなかったという。

「従来の放送事業におけるCM枠といった商材の販売は、広告代理店が販売したり、社内のフィールドセールス担当が地域の広告主に提案したりと、マーケティング施策を行う必要性があまりありませんでした。また広告展開の戦略は企業によっても様々なため、商材の特性上、多くのお客様に画一的に向けた販売をするのではなく、お客様一社一社に合わせてカスタマイズしていることも多かったのです。

その一方でセミナー事業では、なるべく多くの方に情報を知ってもらい、セミナー参加者を増やし、講座会員になっていただく必要があるため、それに適したマーケティング施策を実施しなければならなかったのです」(早坂 氏)

マーケティング施策に関するノウハウや情報は社内にあまりなかったものの、これまで積み上げられてきた人の繋がりや名刺情報はストックされていた。しかしそれらの「資産」を有効活用できていなかったため、こういった情報の取り扱いに関し、個人情報保護法やプライバシーポリシーなど、懸念される法律への抵触に問題がないかを顧問弁護士に相談しながら、今回の新規事業に有効活用していくことになったという。

「数年前から導入した名刺管理ツール内には、名刺データがおおよそ3万件ほど眠っていました。ただ各社員の机の中で眠っていた名刺を含めると、10万件は超えてくるのではないかと思います。これは地域の方々や各ステークホルダーと長年関わってきた当社が持つ『資産』だと感じています。

この新規事業のマーケティング施策を開始する時は、フィールドセールスの方からメールマガジンなど情報発信の許可が取れた約1万のお客様に向け、発信していくことになりました」(早坂 氏)

セミナーのLPページ制作機能、そして手厚いフォローアップが「SATORI」導入の決め手に

数万件もの膨大な名刺をリード情報として整理し、メルマガ配信でセミナー情報をご案内していくためには、MAツールの導入が必要不可欠だと判断。様々なサービス検討をした結果、外資系MAツールやローコードの業務プラットフォームツールといった3、4社と比較検討を行なった。

「求めていた機能は、分かりやすいランディングページの制作機能です。社内でセミナーページを作成したことがなかったため、セミナー参加申し込みフォームを含めて手軽に制作できることは必須条件でした。また、膨大なリードを管理する機能やメルマガ配信も求めていた機能です。

こうした求めていた機能が揃っていたこと、そして手厚いフォローアップが『SATORI』導入の決め手でした。一般的なツールでは『ヘルプを見てください』で終わってしまうケースもあると思いますが、SATORI社の場合は、メルマガや定期的なフォローアップ研修をご紹介いただけました。マーケティング初心者である私にとって、大変助かりました」(早坂 氏)

顧客管理からお礼メールの配信まで「SATORI」をフル活用

「SATORI」導入後は主に3名が業務分担を行った。早坂氏が主に施策の全体設計を行い、兼務する社内のデジタル部門の社員と共に専門的な設定を行う。そしてもう1名がアシスタント業務で「SATORI」の運用やそれに付随する業務のサポートをすることになった。

1回目のセミナー開催日の2021年6月に向けて、3月に「SATORI」が導入された。セミナー開催までの3ヶ月間で、セミナー申込みフォームやリード情報の管理など、「SATORI」の各種設定が進められたという。

「セミナー開催において、『SATORI』が関係する業務は以下の通りです。

・セミナーのWebページ制作
・セミナー申込みフォーム制作
・セミナーを案内するためのメルマガ配信(セミナー開催まで数回実施)
・セミナー参加者へのフォローメール

セミナーのWebページや参加フォームは、遅くとも開催日の3週間前までには用意しています。その後、セミナー開催前に定期的にメルマガを2回お送りする流れです。セミナー後は『セミナー参加済み』のフラグを立ててお礼メールを送付しています」(早坂 氏)

初めてMAツールを活用していく中で、マーケティングに関する知識やノウハウを少しずつ学んでいくことができたと早坂氏は振り返る。そのなかでも、セミナー参加への流入経路を知るために設定するパラメーターの設定については大きな学びだったという。

「セミナー集客では、メルマガ以外にもSNS広告やFAX案内などのオフライン施策も活用しました。今後のために分析しなければならないものの、流入経路別にデータを取得する方法が分からなかったのです。

そこで、SATORI社のご担当の方にパラメーターの設定方法について教えていただき、無事にマスターすることができました」(早坂 氏)

セミナーのWebページやフォーム制作で、効率的なセミナー事業を実現!

マーケティング施策のノウハウや情報がほとんどない状態から立ち上げられたセミナー事業。「SATORI」の導入によって、どのような成果が得られたのか、早坂氏に伺った。

「情報収集といった準備の業務を除けば、参加フォームを含めたセミナーのWebページの制作、メルマガの配信設定は、実質的に半日で完了しました。『SATORI』抜きでセミナーのWebページを制作しようとすれば、おそらく数日は掛かってしまうのではないでしょうか。

またメルマガの配信機能も本当に便利だと実感しています。『SATORI』がなければ、メーラーに1万件ものメールアドレスを入力し、配信設定を間違えないように恐る恐る配信することになるため、運用上現実的ではありません」(早坂 氏)

第1回のセミナー「稼ぐ力養成講座」では150名近くの千葉県内外から幅広い経営者、事業責任者、マーケティング担当者などが参加した。マーケティング施策の成果だけでなく、登壇された講師の方や、その講義内容の魅力によってセミナーは成功裏に終わっている。また、セミナーが軌道に乗ってきた際には、日頃受講している講座会員限定で「SATORI」から案内メールを送付し、人数を絞ったオフラインの交流会も実施された。

「経営者同士のコミュニケーションから新たなビジネスや新たな事業が創出されることは、地域経済にとってメリットのあることだと実感しています。また、今回のセミナー開催をきっかけとして、弊社とのコミュニケーションが途切れていた方との関係が復活し、新しいお取り組みにつながったとの報告もフィールドセールスからありました。

今後の課題になりますが、メルマガ開封率やセミナーへのコンバージョン率など、定量的なデータをもとにマーケティング施策の精度を向上していきたいですね」(早坂 氏)

「1人マーケティング部門」に求められるマインド

千葉テレビ放送の開局50周年の特別事業としてスタートした「稼ぐ力養成講座」。マーケティングや広報、組織マネジメント、人財獲得・採用、デジタル戦略など、中小企業が抱える各種課題に対してさまざまな切り口から解決の糸口を提示してきた。この新規事業全体の展望について、早坂氏にお聞きした。

「セミナーをきっかけに会社の課題を解決するアイデアを学んでいただき、そして経営者同士が出会い、新しい仕事が生まれ、ビジネス面からも世の中がより笑顔になる社会が作られる。セミナー事業が描く理想のゴールです。セミナーでは、千葉県外から参加した企業も数多くあり、会社の経営に関する情報をインターネットでも得られてとても助かった、というお声もいただいています。

今後も、さまざまな地域から参加企業が増え、交流が促進され、そしてコラボレーションが増えていけば嬉しいですね」(早坂 氏)

取材の最後に、少人数で行う「1人マーケティング部門」におけるマーケティング担当者へのアドバイス、メッセージを頂いた。

「マーケティングにおいては、お客様が何を欲しているのか、常にアンテナを張って施策に反映していくことが求められます。そのために常日頃から、インプットとアウトプットを繰り返し、PDCAを回していくべきです。

『1人だから』との理由で誰かが手を差し伸べてくることを待つのではなく、周りにあふれている情報から自分は何をしたいのか、何をすべきなのか、自分で考えて実行していくことが重要だと、私は考えています。

また今回「SATORI」を導入して、施策の構想から実施まで大きく効率化されました。今後も効率的な活用を進めていきたいです」(早坂 氏)

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