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【2026年版】SEOとは?基本と初めにやるべき具体策5つをわかりやすく解説

「SEO=検索エンジン最適化」という言葉を聞いたことがある人は多いかと思いますが、「具体的に何をやったらいいのかわからない」「難しそう」というイメージがありますよね。特に最近は「AIモード検索」や「AIによる概要」が使えるようになり、「そもそも今でもSEOって効果あるの?」と不安になる方もいると思います。
上司から「SEOはお金がかからないので対策して」と急にいわれても、どこから手を付ければいいのか迷ってしまうものです。キーワードをタイトルや文章に入れてみても何も変わらない…そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はAI時代でも変わらず役立つ「本質的なSEOの考え方」と、初心者でも明日からすぐに実践できる具体的な対策をまとめます。

SEOとは?基本的な考え方

SEOとは「Search Engine Optimization」の略称で日本語にすると「検索エンジン最適化」といいます。

具体的にはWebサイトの内容を、Google等の検索エンジンに理解しやすいように最適化すること、検索結果に表示させることで自分が伝えたい情報をユーザーにきちんと届けられるようにすることです。

情報を探す人の意図に合わせたコンテンツが検索結果の上位に表示されるSEO(検索エンジン最適化)のイメージを伝えるイラスト

近年は生成AIの進化によりインターネット検索に変化が起こっています。2025年9月にはGoogle検索に「AIモード」が国内実装され、会話型・要約型検索の利用が可能となりました。とはいえ、Googleが情報を理解し評価する軸は従来のSEOと共通しており、Webサイト・ページの品質やわかりやすさを高めることが引き続き重要です。

2025年の日本における検索エンジンのシェアは以下のとおりで、Googleが約80%と圧倒的です。現代のSEOは、Google検索対策を中心に行われています。

2025年の日本における検索エンジンのシェアを示した円グラフ。Googleのシェアが80.2%、Yahoo!が9.4%、bingが8.6%を占めている。

出典:Search Engine Market Share Japan

目的と仕組み

SEOの目的は、検索結果で自社サイトを見つけてもらい、サイトへの訪問数を増やすことです。自社に興味関心があるユーザーからの検索流入が増えると、問い合わせや商品購入といったコンバージョンにつながりやすくなります。検索での露出が増えることで、企業やサービスの認知向上にもつながるというメリットもあります。

このように、広告費をかけずに集客できるうえ、一度作ったコンテンツやページは長期間にわたり資産として活用できます。

検索エンジンは、独自のアルゴリズム(評価基準)を使ってWebページを理解し、「どのページを上位に表示するべきか」を判断しています。

2025年からはGoogle検索の「AIモード」や「AIによる概要」が導入され、AIによる要約表示や回答型の検索体験が広がりました。しかし、基本となるのは「質の高いページを評価する」という従来の仕組みです。こうした流れのなかで、AIからも評価されやすいGEO(AI向けコンテンツ最適化)の考え方も注目されつつあります。

Googleの検索エンジンで「マーケティングオートメーションとCRMの違い」と検索した際の検索結果のスクリーンショット。AIによる概要として検索ワードに対する回答とその引用元が表示されている。
Googleの検索エンジンで「マーケティングオートメーションとCRMの違い」と検索した際の検索結果のスクリーンショット。前の画像のAIによる概要の詳細として表形式でまとめられた違いやそれぞれの役割と活用シーンが表示されている。

関連記事:GoogleのAI Overviewとは?生成AIのSEOへの影響・有効と無効

SEOの施策の種類

SEOですべきことはいくつもありますが、大きく分類すると次のようなものになります。

SEOの施策の種類として内部施策、コンテンツSEO、外部施策の3つとそれぞれの具体的な施策内容がまとめられた図

(※)外部施策には注意が必要です。詳細は本記事四章「絶対やってはいけないことを知る」に記載します。

内部施策とは今あるWebサイトの仕組みを修正するものです。

Webページは主にHTMLという言語を中心に書かれていますが、ロボットが読み込みにくい記述をしている場合、人間から見ると普通のWebページに見えても検索エンジンのロボット(クローラー)から見ると何を書いているのかまったくわからない状況が発生することがあります。

そのため、検索エンジンにも人間と同じように内容を理解させられるよう、内部対策を行う必要があります。

コンテンツSEO施策は、検索ニーズに沿ったコンテンツ(内容)を記載したページを作成する手法です。

外部施策は他のサイトからのリンクをいかにして獲得するかの施策です。

2026年、SEOのトレンドは?

2026年のSEOでも、Googleが評価の柱として掲げる「E-E-A-T(専門性・経験・権威性・信頼性)」が引き続き大きな役割を果たします。特に「誰が、どんな経験に基づいて情報を発信しているか」を明確にすることは、検索ユーザーだけでなくAIにも伝わりやすく、著者情報や実体験の提示がより重要視されるようになっています。

2025年から日本でも本格実装されたGoogle検索のAIモードや、表示が増えているAI Overview(AIによる要約表示)など、AIを介した検索体験が急速に拡大しました。これを受けて、GEO(Generative Engine Optimization)やLLMO(大規模言語モデル最適化)といった新しい概念も話題ですが、これらは仕組みがまだ流動的で、明確な対策手法や成果が見えにくいのが実情です。

こうした変化はあるものの、AI時代だからこそ「小手先のテクニックに頼らず、検索意図に合った良質なコンテンツをわかりやすく作る」ことがますます重要になっています。内部施策・外部施策の基本に忠実で、ユーザーにもAIにも読みやすく価値のあるWebページを作ることが、2026年も変わらずSEOの最も有効なアプローチです。

関連記事:
5分で理解「E-E-A-T」とは?SEOで重要視されるGoogle品質評価基準とできる対策
GoogleのAI Overviewとは?生成AIのSEOへの影響・有効と無効

ここからは、今後も重要となる基本的な施策について解説します。

最初にやるべき「SEO対策の事前準備」

SEO対策はすぐに実施できるものではなく、まずは分析を行い改善すべきところを探すことからスタートです。必要な分析ツールの導入を行いましょう。すでに導入済みの方は次の章にお進みください。

1)ツールの導入と分析準備

SEOの施策ではよくこのような分析を行います。

  • 検索エンジンにきちんとページやサイトが認識されているか
  • 狙ったキーワードで検索結果に表示されているか・流入があるか
  • サイト全体または特定のページに検索エンジンからの流入があるか
  • 自社のサービスにどのような需要があるか

このような分析をするためのツールとして、「Google Analytics」「Google Search Console」は必ず導入します。いずれも無料ですが、登録してからデータ計測されるため登録以前の過去のデータはさかのぼれません。未導入の方は、SEO施策を行う前に導入しましょう。

Google Analytics

Google Analyticsのホーム画面のスクリーンショット

https://analytics.google.com/analytics/web/?hl=ja

Googleが提供する無料のアクセス解析ツール「Google Analytics 4(GA4)」です。

導入しておくと、サイトの訪問数やユーザーの行動を把握でき、SEO対策の効果測定に役立ちます。GA4はLooker Studioなど外部ツールとも連携しやすく、ダッシュボード化やレポート作成が簡単にできるため、多くの企業が標準的に利用している分析環境です。

関連記事: GA4とは?基本と設定方法・使い方

訪問者数や訪問者のデータ(滞在時間・閲覧ページ等)、検索流入、他のサイトからの流入等のサイトに関するデータを確認することが可能です。

Google Search Console

Google Search Console のサマリー画面のキャプチャ画像。

https://search.google.com/search-console/about

Googleが提供している検索周りのデータを確認できるツールです。

Google Analyticsでは見られない検索結果のデータ(Google検索の表示回数、平均掲載順位等)が確認できます。

関連記事:【やさしい】Googleサーチコンソールとは?使い方・設定の基本

この2つのツールを併せて活用することにより、サイトの現状を確認し、次に打つべき施策を探っていくのがSEOの基本的な流れです。

2)現状を把握する

登録後2~3週間データを溜めて、実際に自分のサイトへどんなキーワードで流入があるのかGoogle Search Consoleの「検索パフォーマンス」で確認をしてみましょう。

検索パフォーマンス

Google Search Consoleの検索パフォーマンスのページのスクリーンショット。直近のクリック数と表示回数がグラフ化されている。

Googleからの検索流入状況(クリック数・表示回数・平均CTR・平均掲載順位)が分かります。URL別、パソコン・スマートフォン別等の絞り込みも可能です。

Google Search Consoleの検索パフォーマンスのページのスクリーンショット。直近の検索クエリとそれぞれのクリック数、表示回数が一覧化されている。

自分のサイトが検索結果に表示されていない場合、検索パフォーマンスで検索キーワードのデータが表示されません。

データが表示されない場合は、「site:ドメイン」(例: site:satori.marketing)で確認してみて、検索エンジンに自分のサイトが認識されているかどうかを確認します。検索結果にサイトのURLが表示されれば問題ありません。

サイトが認識されている状態
サイトが認識されている状態のGoogleの検索結果のスクリーンショット。検索結果にサイトのURLが表示されている。
サイトが認識されていない場合

検索結果で「情報は見つかりませんでした」と表示されます。

サイトが認識されていない場合のGoogleの検索結果のスクリーンショット。「情報は見つかりませんでした」と表示されている。

もし検索エンジンに認識されていないようであれば一度Search Console内のURL検査を使用してみましょう。

Search ConsoleのURL検査のスクリーンショット。URLの入力箇所が示されている。

問題がある場合にはこちらで具体的な問題内容が確認できます。

SEOは必ず現状分析から始めます。ここで解説した2つの「事前準備」を行ってから次に挙げた施策を実施しましょう。

初心者が今すぐやるべき重要なSEO対策の基本5つ

今回はSEOのなかで特別な知識がなくてもすぐできる対策を、筆者が考える重要度が高い順に5つ紹介します。

実施項目内容分類
1.タイトルタグと説明文の設定ユーザーと検索エンジンにページ内容の理解を促すために特定のタグと文章に対策キーワードを各ページ設定します。内部施策
2.検索ニーズ・キーワードを探す、対応するコンテンツやページを作る検索するユーザーが求めている情報で、現在自社サイトにないコンテンツを新しく作ります。コンテンツ制作
3.内部リンク構造を最適化する欲しい情報へ遷移しやすくするために内部リンクを最適な場所に設定します。内部施策
4.コンテンツの品質や信頼性を明示するコンテンツ作成の際に「どうしてその情報が信頼できるのか」という根拠をできる限り明示します。コンテンツ制作
5.告知活動を行い良い評判やリンクを獲得する自社サイトや新しいコンテンツをSNSやチラシ、プレスリリース等を利用して告知します。外部施策

1.最低限実施しておきたいタイトルタグと説明文の設定【内部施策】

検索エンジンと検索ユーザーにページの内容を判断しやすくするため、各ページのタイトルタグと説明文は必ず設定しましょう。

Webサイト制作会社に指示を出さず作ってもらったときのよくある例として、サイト名や会社名で同じタイトルタグがすべてのページに設定されていることがあります。タイトルタグはそのページのタイトルを意味するものなので、全ページ個別に設定する必要があります。

タイトルタグの設定

目安として「<title>ページの内容 – サイト名</title>」という構成にすると作成しやすいです。

このページを例に挙げてみます。

タイトル例)
<title>【2026年版】SEOとは?基本と初めにやるべき具体策5つをわかりやすく解説– マーケティングオートメーションツール SATORI</title>

ポイントはキーワードを詰め込みすぎず、なるべく簡素にページの内容を説明すること。決まった文字数はありませんが40文字程度が検索結果にきれいに表示されるため理想的です。

キーワードの乱用、ページごとに違いがない、長すぎる…等のタイトルにした場合、Google検索に表示されるtitleが書き換えられてしまうことがあるので注意が必要です。設定後に実際に検索をしてみて表示に問題がないかを確認しましょう。

説明文の設定

ページの内容を示すキーワードをページの中の文章に含めます。

タイトルタグと同じく「初めて」「SEO」「対策」といったフレーズを文中に含め、検索ユーザーのクリックを誘います。

ページのテーマになるものなので意識しなくとも自然と含まれることが多いですが、念のため確認しましょう。書き出しの文章が説明文に入るようにしておくと便利です。

説明文例)
<meta name=”description” content=SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、日本語で「検索エンジン最適化」といい、Webサイトの内容をGoogle等の検索エンジンに理解しやすいように最適化すること、検索結果にページを表示して検索ユーザーに伝えたい情報を届けられるようにすることです。SEO初心者がまず知っておくべき基礎知識と、すぐに実践できる重要度の高い具体的な対策をわかりやすくまとめます。” />

この「タイトルタグの設定」「説明文の設定」を各ページのテーマに沿って記述していくだけでも、検索エンジンと検索ユーザーが各ページの内容を理解する大きなヒントになります。一般的にどんなキーワードが検索されているのかについてはGoogleキーワードプランナー等を参考にすると良いでしょう。

https://business.google.com/jp/ad-tools/keyword-planner

※広告向けのツールなのでGoogle広告を一定予算以上使用していない場合、おおよその数値のみ確認することができます。

2.検索ニーズ・キーワードを探す、対応するコンテンツ・ページを作る【コンテンツ制作】

自社サイトにまだ存在しない検索ニーズを探し、新しくコンテンツを作成することも重要です。検索ニーズに合うコンテンツを作成することで情報を探しているユーザーを自社サイトに呼び込めます。

検索ニーズの大まかな探し方は以下のとおりです。

主要キーワードのオートコンプリートを確認する

Googleの検索窓にキーワード入力した際に関連キーワードの候補が表示されます。

検索窓に検索キーワード入力した際に関連キーワードの候補が表示される、オートコンプリート機能の画面キャプチャ画像。

ここを確認することで検索ユーザー需要を探ることができます。自社のサイトに掲載されていないトピックを探してみましょう。

各種サジェスト(オートコンプリートに表示されるキーワード)を抽出するツール等もあるので状況に応じて使用してみてください。

キーワードの月間平均検索ボリュームを確認する

上位表示を狙いたいキーワードの候補をリストアップしたうえで、そのキーワードの月間平均検索回数をキーワードプランナーや専用ツールで確認します。

周辺キーワードも含めた検索ニーズがない場合、上位表示しても検索流入を期待できないため、一定の検索数のあるものをターゲットキーワードとして選定します。CVしやすい検索ニーズで100以上、CVしにくい検索ニーズで1000以上を目安に選定することが一般的ですが、競合や自社の状況によって変わりますので、都度判断してください。

ターゲットキーワードの検索意図を確認してコンテンツを作る

キーワードを選定したら実際にそのキーワードで検索してみて、ユーザーがどのような要望を持って検索しているのかをイメージします。

2026年1月現在のGoogleの検索結果の一例

※2026年1月現在の検索結果

検索のユーザーイメージに対して「どのようなコンテンツを提供するのがベストなのか」を考えながらコンテンツを作成していきましょう。

競合他社と同じようなことを文章で書いたとしても差別化ができません。他のサイトと比較したうえで「どのようにすれば検索しているユーザーの目的を達成させることができるのか」を考え、試行錯誤してみましょう。

文章だけではなく動画をおいてみたり、わかりやすい図解画像を用意してみたり、動的に数値を入れて診断できるシステムを用意してみたり…さまざまなコンテンツ制作の手法が考えられます。

関連記事:コンテンツSEOとは?基本とメリット、効果的な実践方法

3.内部リンク構造を最適化する【内部施策】

Webページを作成しても、探しにくい・関連するページからたどりにくい等の問題を抱えていると利便性が損なわれます。ユーザーが発見しにくいページは検索エンジンからの評価も低くなると考えましょう。

例えば「新規でコンテンツを作成したのにどのページからもリンクが設定されていない」「あるページに関連するページが他にもあるのにリンクが設定されていない」等のケースを、リンクを設置することで改善します。

内部リンクの簡単な施策として「欲しい情報を見つけやすくすること」を念頭に入れておきましょう。

(例)知ってほしい重要なページはできるだけ目立つ場所にリンクする

見せたい情報を目立つ場所にリンクするイメージのための、オウンドメディア内のピックアップ記事がファーストビューに表示されている画像

(例)関連性のあるコンテンツは読者の利便性を高めるためにリンクする

関連性のあるコンテンツは読者の利便性を高めるためにリンクするイメージ

4.コンテンツの信頼性を明示する【コンテンツSEO】

ネット上のコンテンツは年々増加しており、その内容も良いものと悪いものが混ざっている状態です。検索エンジン側もユーザーに適切な情報を届けるため、できるだけ信頼性の高い情報を表示するようにしています。

そのため、コンテンツを作成する際に、ユーザー向けに「どうしてこの情報は信頼できるのか」という根拠をできるだけ明示しましょう。

  • 具体的に調査したデータであればそのデータについて記載
  • 公共機関のデータを参照したのであればそのデータ元を記載
  • その界隈で著名な人物による記述や監修である場合には著者のプロフィールを記載

ユーザーが情報を見た際に「信用できる情報」ということをできるだけわかりやすく記載します。

5.告知活動を行い良い評判やリンクを獲得する(SNS等)【外部施策】

SNSや広告等でPR活動を行って自社サイトの告知活動をすることも重要です。

告知活動をすることで自社の活動を知ってもらい、良い評判を獲得する、誰かに紹介してもらう、リンクを獲得する等の機会を増やせます。

Googleの「Google が掲げる 10 の事実」内「ウェブ上の民主主義は機能する」にあるとおり、リンクにおいてはその重要性が言及されています。また、良い評判に関しては公式発表はないものの、Googleの理念を考えると重要度が高いことが想定されます。

また検索エンジンのみに頼らずさまざまな手法で集客する・ユーザーと接点を持つという意味合いも兼ねています。

絶対にやってはいけないことを知る

ここまですぐできる基本的なSEOについてまとめましたが、「絶対にやってはいけないSEO」を知っておくことも非常に重要です。

Googleは検索結果の品質を保つためにガイドライン(ルール)を設けており、違反するとペナルティを受け、検索結果に表示されにくくなることがあります。

スパムに関するポリシー

https://developers.google.com/search/docs/essentials

いくつかの項目がありますが特に注意しなくてはいけないものとしては「リンクプログラムへの参加」です。人為的なリンク操作、業者からのリンク購入はガイドライン違反となり長期に渡って検索結果に表示されにくくなります。

このような話を持ちかけられても購入しないようにしましょう。

リンク購入以外にも営業会社からさまざまな「おいしい話」を持ちかけられることがあります。そうした話には必ず裏があると思ってください。最初は上手くいったとしても大きなしっぺ返しが来ることを念頭に置いておきましょう。

AI生成コンテンツに関するポリシー

https://developers.google.com/search/blog/2023/02/google-search-and-ai-content?hl=ja

Googleは「AIを使っているかどうか」そのものではなく、「コンテンツの品質と有用性」を重視しています。そのため、AIが生成した文章を無編集で公開したり、専門性が必要なテーマで誤った情報を含んだまま投稿したりすることは評価を下げる原因になります。

また、品質を伴わない記事を短期間に大量生成する行為は、検索結果を操作しようとするスパムと見なされる可能性があります。AIはあくまで制作をサポートするツールであり、事実確認・加筆修正・独自性の付与など人の判断と作業が不可欠です。ユーザーにとって役立つか、信頼できるかという視点を保つことが、Google検索におけるAI活用の前提条件とされています。

新人SEO担当からのよくある質問と回答

まだSEOを始めたばかりの方からよくある質問についてまとめました。

タイトルにキーワードを入れても順位が上がりません、なぜでしょうか?

タイトルにキーワードを入れるというのはあくまで初歩的な話で、スタートラインに立った段階だと考えてください。

重要なのはコンテンツの内容やその品質です。

競合と比較して優れたコンテンツを作っていたり、ユーザーからの信頼度の高さ等も重要になってきます。

「天気予報 1ヶ月」という検索キーワードで上位を狙いたいと思い「天気予報 1ヶ月を素人の私が予想してみました」というタイトルでコンテンツを作成しても一般的なユーザーは「信頼できる団体の天気予報を知りたい」ユーザーです。そのため上位になることはほぼないでしょう。

コンテンツを作成する際にユーザーのニーズを考慮し、それを満たすコンテンツを作成できるのか検討することが重要です。

タイトルや記事にキーワードを詰め込めば順位は上がりますか?

それだけでは上がらないことが多いです。

何かを探しているときにタイトルやコンテンツにキーワードを詰め込んだ記事が出てきたら便利でしょうか? 便利ではないと思います。

Googleが「Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。」と公式に書いているように、検索の利便性を高めることが目的です。キーワードを埋め込んでいるだけの記事に価値はありません。

文字数は何文字くらいが良いでしょうか

決まった文字数はありません。必要な文字数で書きましょう。

コンテンツを作成するのに長い説明が必要であれば長い文章になりますし、そうでもなければ短い文章でも十分です。

例えば「保険見積もり」のようなキーワードで検索すると上位サイトが文字がほとんどないシミュレーションツールとなっていたり、「携帯電話イラスト」と検索すると上位はほぼ画像となっています。こうした例を見ると、文字数ではなくユーザー目線で考えることが重要なことが分かります。

ページエクスペリエンス・ページスピードはどれくらい重要でしょうか?

Googleが「ページ エクスペリエンスは重要ですが、それでも Google は、ページ エクスペリエンスが劣っていても、全体的に価値の高い情報を含むページを上位にランキングするようにしています。」と明言しているとおり、相対的に重要なのはあくまでコンテンツです。極度に悪いパフォーマンスの場合には改善したほうが良いですが、そうではない場合にはコンテンツ改善に目を向けましょう。

SEOではなくユーザビリティの面ではパフォーマンスが高いとCVRが上がる等のデータもあります。SEOの面ではなくWebサイトの改善として行うのはもちろん良いことです。

自社サイトのサブディレクトリを貸してほしいという営業が来ました

絶対に受けてはいけません。

検索ユーザーの利便性を考えたときに決して良い状態ではないものについては何らかのてこが入り、それに加担していたサイトも悪影響を受けることが予測されますし、実際に一部では自社サイトにも悪影響を受けているところもあります。大きな痛手を受ける可能性が高いのでこうした営業は受けずにまっとうなサイト運営をしましょう。

参考:SEOの新たな問題施策「大手サイトのホスト貸し・サブディレクトリ貸し」は何が悪いのか?【SEO情報まとめ】

「SEOはもう終わり」とも聞くのですが、時代遅れな手法なのでしょうか?

多くのサイトでは今も検索経由の流入が大きな割合を占めており、SEOの重要性は引き続き高いままです。

時代遅れというより、Webサイトの基本整備として「検索エンジンやAIに正しく内容を理解してもらうための土台づくり」と考えるのが正しい理解でしょう。

AI検索が普及しても、最終的に評価されるのは「ユーザーのニーズを満たす情報」である点は変わりません。だからこそ、技術的な最適化と、読み手に価値を届ける良質なコンテンツづくりは今後も不可欠です。

SEO戦略、今後の展望

「キーワードを入れると良い」「HTMLマークアップで◯◯をする効果がある」「長文のコンテンツを書くと効果がある」等SEOの施策はさまざまな歴史を経てきました。

検索エンジンの精度は年々向上し、さらに近年は生成AIやAIモードの普及により、表面的なテクニックだけでは成果につながらない時代になっています。

ジャンルやサイト規模によって最適な戦い方が大きく異なる今、求められるのは「検索結果にどう表示させるか」よりも、「ユーザーにどれだけ役立つ情報を提供できるか」という視点です。SEOの歴史を振り返ると、結局いつの時代も「ユーザー価値を軸に考えたサイト」が強くなっていく傾向があり、この流れはAI時代でさらに加速するでしょう。

今後、AI検索への最適化を前提とした新しい施策が登場する可能性もありますし、それを生み出すのは必ずしも経験豊富なSEO専門家とは限りません。重要なのは、検索エンジン向けというより「どうすればユーザーの悩みを解決できるか」を起点に、改善と検証を丁寧に繰り返す姿勢です。AIが進化しても、この本質は変わらずSEOの核心であり続けます。

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