2025年2月14日(金)にWITH HARAJUKU HALLにて『SATORIユーザー会 Vol.13 〜彩〜』を開催しました。当日は過去最多の【89社131名】のユーザーにご参加いただき、大盛況のうちに終了いたしました。ご参加いただいた皆さまには、心より御礼申し上げます。
本レポートでは、当日の様子をお届けします。
SATORIユーザー会とは
SATORIユーザー会は、当社のミッションでもある「あなたのマーケティング活動を一歩先へ」をテーマに掲げ、「SATORI」ユーザー同士の学びと交流を目的として2017年より開催しているイベントです。
また、Vol.11よりサブタイトルになっている「彩(いろどり)」には、一人ひとりが取り組む多種多様なマーケティング活動を「色」にたとえて「SATORIユーザー会を通して各々の色を発見し、明日からのマーケティング活動に彩りを持たせてほしい」という想いを込めています。

今回も「同じ悩みを持つユーザーと出会えてよかった」「業種の方と交流できてとても刺激になった」「たくさんの学びが得られて有意義な時間だった」といったコメントを参加者様より多数いただき、90%以上の方が「次回も参加したい」とアンケートでご回答してくださいました。
当日の様子
まずは、ダイジェスト動画をご覧ください。
当日の様子をはじめ、ご参加者へのインタビューもご紹介しています。ご参加された皆さまがユーザー会を通してどのようなことを感じられたか等、ご参加者の目線からもユーザー会の雰囲気を感じ取っていただければと思います。
ここからは、当日のプログラムを抜粋してご紹介します。
開会のご挨拶・「SATORI」新機能と新事業に関する発表
会場ホールにてSATORI株式会社 代表取締役 植山とマーケティングユニット担当執行役員 高畑から皆さまにご挨拶を申し上げました。


初めに植山からご来場者様へのご挨拶として「あなたのマーケティング活動を一歩先へ」という当社のミッションにかける想いと、そのミッションを実現するために行ったお客様アンケートからの機能改善に対するご要望の分析結果をご紹介いたしました。
次に、2025年1月よりSATORI株式会社に参画いたしました高畑より、多くの「SATORI」ユーザーがお困りの「リソース不足」に絡めて昨今の労働市場トレンドをご紹介いたしました。

ゲスト講演
続いてのゲスト講演では、株式会社フォーデジット 代表取締役CEO 田口亮氏に「HCDプロセスに沿ったサービスデザインとコミュニケーション」というテーマでご登壇いただきました。
株式会社フォーデジットはビジネスや事業のロードマップ策定から顧客体験の改良、従業員体験の改善、企業のブランディングやMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)のデザインなどあらゆる領域でのデザインを手がけている企業です。
田口氏はまず「デザイン」という言葉のもつ多義性について触れ、いくつかの例を紹介しました。
さらに、事業設計から顧客に提供されるモノやコトまで広範囲に「デザイン」はまたがっているということを示し、ユーザーにとって心地よい体験を設計・提供することが事業や施策の実行に繋がるということを同社で手がけた事例も踏まえながらお話しいただきました。

「SATORI」ユーザー事例発表
毎年好評の「SATORI」ユーザー事例発表。今年は3社3名にご登壇いただきました。
ルート営業経験しかないマーケティング知識ゼロの時短ママが「SATORI」から拡げるWEBマーケティング(カーシーカシマ株式会社 様)
栃木県佐野市に本社を置くカーシーカシマ株式会社は、ユニフォーム(制服)の企画・製造・販売を手がけるメーカー企業です。「SATORI」の利用歴は2年ほどです。
日々の限られた時間の中で成果を出すために取り組まれている「マーケティングカレンダー」の運用や、カタログ請求者の中でも確度の低いカスタマーに宛てたシナリオメールの構築、Googleアナリティクスで良い数値が出ているページへ誘導するポップアップの設置など、問い合わせ数を増やすために行った施策を多数ご紹介いただきました。


メルマガで顧客接点を強化!効果的なナーチャリング戦略の秘訣と事例(三菱電機ITソリューションズ株式会社 様)
東京都中野区に本社を置く三菱電機ITソリューションズ株式会社は、三菱電機グループのIT事業を担っている企業です。「SATORI」の利用歴は5年ほどです。
登壇された須田様の在籍される営業推進グループでは5名でWeb施策、ウェビナー開催、インサイドセールス、商談支援といった幅広い業務をカバーしており、少ないリソースで効率的に顧客接点を持つ手段としてのメルマガに着目した施策の設計について発表いただきました。


ゼロから始めたデジタルマーケティング ~6か月でHP問合せ数4倍、成約率86%達成~(旭ダイヤモンド工業株式会社 様)
東京都千代田区に本社を置く旭ダイヤモンド工業株式会社は、地球上で最も硬い素材であるダイヤモンドを利用したダイヤモンド工具の総合メーカーです。切る・削る・磨くといった「モノづくり」の加工をダイヤモンドを通じて担っています。「SATORI」の利用歴は2年半ほどです。
登壇された中島様は営業技術グループの部長と二人三脚でデジタルマーケティングとインサイドセールスを兼任することになり、役割分担や仕組み作りから着手してコツコツとPDCAサイクルを回し続けた過程をご紹介いただきました。


会場全体でノウハウを共有しあう「テーマ別座談会」
テーマごとにグループに分かれ、それぞれがお持ちの知見やノウハウ、施策の取り組み方などをご共有いただく「テーマ別座談会」をホール会場にて行いました。
「業界や業種の異なるユーザーとの会話が刺激・学びになった」というコメントを多数頂戴し、大変好評をいただきました。



「課題解決」に必要な思考法やフレームワークを学ぶワークショップ・セミナー
講演や事例といった聴講型のコンテンツだけでなく、自ら手を動かして学びを得る時間として、今年はワークショップやセミナーといった参加型のコンテンツをご用意していました。
ワークショップ:「持続可能な業績を生み出す!再現性のあるマネジメント思考とは?」



ワークショップの講師には、株式会社Be&Doの橋本様をお招きしました。
前向きな行動を生むという4つの心理的資本のご紹介と、マネージャーがメンバーの心理的資本を開発し成果に繋げるための思考法をワークと共に解説いただきました。
セミナー:「施策の成果は企画の質で決まる!課題解決に導く施策立案フレームワーク」


セミナーにはSATORI株式会社から川端が登壇し、施策実施する際の課題設定に着目したセミナーを展開いたしました。
実際にワークを通じて問題発見・課題設定・目標設定という一連の流れを体験いただき、翌日から実践いただけるフレームワークを提供いたしました。
SATORI社員に自社の課題を相談できる「公開お悩み相談会」


公開お悩み相談会では、事前にご参加者様より募ったご相談事項とそれに関連する内容についてCSマーケティング部の社員から回答と解説をいたしました。
自分の相談事項だけでなく、他社がどのような課題を持っているのかを知る機会となり、新しい視点が得られたというお声をいただきました。
SATORIエバンジェリスト表彰
SATORIエバンジェリストとは、卓越した「SATORI」活用を推進し優れたマーケティングスキルをお持ちの「SATORI」ユーザーに贈られる称号です。
「SATORI」ユーザーのロールモデルとなっていただくため、ツールをただ導入するだけではなく、どのように活用するのかSATORIコミュニティにて発信いただくことで「SATORI」ユーザーのスキルを底上げしていただきたいと考えています。
今年は株式会社図研プリサイトの平石和也様と門村北斗様を選出させていただき、ユーザー会Vol.13の中で表彰式を執り行いました。


懇親会
全てのプログラム終了後、会場内にてご参加者様懇親会を開催いたしました。



当日のプログラムの感想を共有される方、日々のお悩みやお困りごとの話で共感しあう方、明日から試してみたい施策の話をされる方などそれぞれのテーブルで会話に花が咲いている様子が印象的でした。
SATORIコミュニティについて
当社では、「SATORI」をご利用いただく皆さまにマーケティング活動を一歩先に進めていただけるよう、ユーザー同士の情報交換の場・機会としてユーザー会をはじめとする各種イベント・ワークショップを定期的に開催しています。
今後もユーザーの皆さまのお声を取り入れた有意義なイベントになるよう企画・準備を進めてまいります。