アドネットワークサービスの長所短所を比較してみました

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さまざまな特徴があるアドネットワークの長所・短所を分かりやすく比較してみました。利用するアドネットワークを決める際の参考にご覧ください。

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アドネットワークサービスの選び方

広告メニューを見ても、すべて似たようなサービスに見えてしまうアドネットワークのサービスですが、「何をするために使うのか」という目的をしっかり決めることで、その違いを理解し、メリットを最大限に引き出すことができます。

ここでは、アドネットワークを選定する際に、考慮するべきポイントを解説していきます。

(1)広告配信目的の明確化とセグメント

『商品やサービスの存在を広く知ってもらう(認知)』のか。それとも、『商品やサービスを体験してもらう(購入や申し込みなど)』のか。アドネットワークを利用する目的をしっかりと決めましょう。「ターゲットユーザーにリーチするために、どのアドネットワークを使うのか」を決めることで、キャンペーンの成果をさらに伸ばすことができます。

例えば、『家電メーカーが、新生活を迎える人たちに対し、白物家電セットを自社サイトで販売する』ことを目的とし、アドネットワーク選定をするとします。この場合、”電化製品に興味・関心があるユーザー”と”引っ越し関連”セグメント(ターゲット層)にアプローチできる媒体があるかがアドネットワーク選定の一つの基準となります。

(2)目的や訴求に合った広告フォーマット

キャンペーン目的が決まったら、次は広告フォーマット(入稿素材)について確認します。

出稿希望媒体に対応している広告フォーマットを用意するとともに、キャンペーンを効率よく・分かりやすく伝えるための最適なフォーマット(イメージか、テキストか?Flashバナーか静止画か?など)を考え、入稿素材を用意しましょう。

(3)目的に応じた課金形態

目的と入稿素材が決まったら、最後は課金形態を調べます。

クリック課金型とインプレッション課金型が一般的ですが、それ以外の課金形態(成果報酬型など)を採用しているアドネットワークもあります。また、配信設定のための初期費用や最低申込金額が設けられている場合もあります。申し込む前に確認しておきましょう。

キャンペーンの目的とクリエイティブ訴求を考慮し、もっとも集客効率がよい課金形態を選ぶことをおすすめします。

分かりやすいアドネットワーク比較

アドネットワークサービスを、分かりやすく比較してみました。アドネットワーク選定の参考にしてみてください。

名称 広告フォーマット 対応デバイス 特徴
Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(通称YDN) テキスト/バナー PC/スマートフォン Yahoo!JAPANをはじめ、exciteやソネット、AllAbout、Naverなど人気媒体に配信ができるYahoo!JAPANのアドネットワーク。クリック課金でYahoo!JAPAN内コンテンツに出稿できる上に、インタレストマッチやターゲティングなどのターゲット方法も選択可能。
Google Display Network(GDN) テキスト/バナー PC/スマートフォン Googleが提供している世界最大規模のアドネットワーク。他Google製品との連携が可能。さまざまな広告フォーマットに対応している。
impAct バナー PC/スマートフォン アイメディアドライブが運営するアドネットワーク。専門領域に特化した媒体を中心に配信される。優良法人媒体を多数抱えるため、コアなユーザーにアプローチすることが可能。
ネンド バナー スマートフォン ファンコミュニケーションズが運営するアドネットワーク。スマートフォンに配信される。Webサイトやアプリ内に、関連性の高い広告を自動的に掲載。アドサーバー機能が無料で使用可能。
アジャイルネットワーク バナー PC/スマートフォン アジャイルメディア・ネットワークが運営するアドネットワーク。独自のブロガー中心のネットワークを持ち、アルファブロガーのブログに配信することができる。
i-mobile バナー PC/スマートフォン アイモバイルが運営するマルチデバイス対応のアドネットワーク。配信先媒体の情報を開示しているため、媒体ごとの成果を確認することができる。

サービスを選定するときの注意点

どれも魅力的なサービスを提供しているアドネットワーク。「せっかくなのでいろいろ使ってみよう!」と思うかもしれませんが、気を付けなければいけない点がいくつかあります。

ここでは、サービスを選ぶ際の注意点について説明していきます。

(1)同一配信先への重複掲載

アドネットワークAとアドネットワークBを同時に運用し、同じ媒体に広告が重複して配信された場合、広告のパフォーマンスが低下することがあります。広告の過度な重複掲載は、ターゲットユーザーに飽和感を与えるだけでなく、商品やブランド・企業イメージが大幅に低下する可能性もあります。

(2)予期しない媒体への出稿

ターゲットを指定せずにアドネットワークを運用すると、予期しない媒体に広告が掲載されることがあります。ターゲットユーザーが少ないと思われる媒体に広告を出稿した場合、広告がクリックされず、トラフィックが目標値を下回る可能性があります。

(3)運用体制・システムの柔軟性

アドネットワーク運用中、予期せぬ事態で急に広告出稿を見合わせなければいけないことがあるかもしれません。アドネットワークの規模によっては、配信停止まで時間がかかる場合もあります。

アドネットワークは、万能ではありません。使う側が、「アドネットワークを利用する目的」をしっかり決め、それを実現するための手段として活用すれば、大量のトラフィックを確保できる有用なオンライン広告メニューとなるでしょう。

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