SEOとは?基本と具体的な対策をわかりやすく解説

篠原 誠

このエントリーをはてなブックマークに追加

Webマーケティングをこれからやるぞという時に、目にする項目のひとつが「SEO」。「検索エンジン最適化」という言葉を聞いたことがある人は多いかと思いますが、「何をやったらいいのかわからない」「難しそう」というイメージがありますよね。

そこで今回はSEO初心者でもわかる簡単なSEOの知識と、明日からすぐに実践できる具体的な対策をまとめます。

マーケティング戦略

 

SEOとは?わかりやすく言うと…

SEOとは「Search Engine Optimization」の略称で日本語にすると「検索エンジン最適化」といいます。

具体的には自分のWebサイトの内容を、Googleなどの検索エンジンに理解しやすいように最適化すること、自分が伝えたい情報をユーザーにきちんと届けられるように検索エンジンが理解しやすいように最適化することです。

なぜ普通にウェブサイトを作るだけではなく、SEOを考えることが必要なのでしょうか。

少し歴史を遡ると、検索エンジンが世の中に登場するのは1990年代。検索エンジンが登場以降、生活の中に「ネットで検索する」という行為が生まれ、インターネットで物を探すことが画期的に便利になりました。

検索するという文化は時代とともに浸透し、今では検索エンジンを使って何かを探すというのは日常茶飯事になってきています。自分自身の日常生活を振り返ってみても検索するというシーンは一日のどこかで行われているのではないでしょうか。

多くの人の日常生活に「検索する」という行為が浸透しているのを考えると、検索エンジンに自分が公開したWebページの情報をきちんと認識させるということがいかに重要か分かってくると思います。

現在の検索エンジンは、かつての検索エンジンと比べると能力が大幅に上昇しており、言葉の意味やWebサイトの内容をかしこく解釈できるようになっています。

ただし、人間と同じレベルの理解力があるわけではないため、場合によっては検索エンジンは人間では理解できるWebサイトの内容を理解できません。

そこで検索エンジンにきちんとWebサイトの内容を理解させる「SEO」が重要になってきます。

SEOの施策種類

SEOですべきことはいくつもありますが、大きく分類すると次のようなものになります。

施策名 内容 担当者
内部施策(キーワード確認) ・キーワードの確認
・キーワードの最適化
Webディレクター
内部施策(HTMLの最適化) ・HTMLタグの最適化
・構造化マークアップの確認
マークアップエンジニア
外部施策(※) ・WebページのPRによるリンク構築
・自然発生的なソーシャルリンク構築のプランニング
Webマーケ/広報担当
コンテンツ制作
(コンテンツSEO)
・検索ニーズの把握に合わせたコンテンツの企画
・商品/ブランドの接点としてのコンテンツ企画
Webディレクター/Webマーケ

(※)外部施策には注意が必要です。詳細は本記事下部に記載します。

内部施策とは今あるサイトの中身を修正するものです。
Webページは主にHTMLという言語で書かれていますが、記述が適正にされていない場合やわかりにくい記述をしている場合、人間から見ると普通のWebページに見えても検索エンジンのロボット(クローラー)から見ると何について書いているのかわからないといったような状況が発生します。
そのため、検索エンジンにも人間と同じように内容を理解させられるよう、内部対策を行う必要があります。

外部施策は他のサイトからのリンクをいかにして獲得するかの施策です。Googleが「Google が掲げる 10 の事実」(※)というページの中で

Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。

とリンクの重要性を記載しています。その重要性は以前と比べると相対的に下がりましたが、まだまだ評価の重要度は大きいです。

※引用:Google が掲げる 10 の事実

まずはコレから!初心者でもできるSEOの対策4つ

今回はSEOの中で特別な知識がなくても、すぐできる対策を4つ紹介します。

実施項目 必要なツール 必要なスキル
分析準備をする Google Analytics
Search Console
HTML/CSS(読めるレベル)
現状を把握する Search Console
タイトルタグ・テキストを変える (必要に応じて)キーワードプランナー HTML/CSS(読めるレベル)
絶対にやってはいけないことを知る

1.分析準備をする

まずはじめに現状分析をしましょう。

自分のサイトが現状で検索エンジンからどのような認識をされているのかを知っておかないと、どのような対策を打つべきか分からず、闇雲に施策をすることになってしまうため、最初の分析は必須です。

分析をするためのツールとして、SEOを行っている人のほとんどが登録している「Google Analytics」「Search Console」は必ず登録します。(いずれも無料。登録してからデータ計測されるため登録以前の過去のデータはさかのぼれません)

Google Analytics

https://analytics.google.com/analytics/web/?hl=ja

Googleが提供しているアクセス解析ツールです。
訪問者数や訪問者のデータ(滞在時間・閲覧ページなど)、検索流入、他のサイトからの流入などサイトに関してのデータを確認することが可能です。

(検索流入の数値推移「オーガニック検索トラフィック」)

Google Search Console

https://search.google.com/search-console/about

Googleが提供している検索周りのデータを確認できるツールです。
GoogleAnalyticsでは見られない検索キーワードのデータ(Google検索の表示回数、平均掲載順位など)が確認でき、サイトに問題点があった場合にはアラートメッセージなどで通知してくれます。

この2つのツールをあわせて活用することにより、サイトの現状を確認し、次に打つべき施策を探っていくのがSEOの基本的な流れです。

 

2.現状を把握する

登録後、実際に自分のサイトへどんなキーワードで流入があるのかSearch Consoleで確認をしてみましょう。

※登録してからデータ計測されるので、新規登録した場合は2〜3週間データが溜まるのを待つ必要があります。

Search Console内の「検索パフォーマンス」で確認できます。

検索パフォーマンス

 

Googleからの検索流入状況(クリック数・表示回数・平均CTR・平均掲載順位)が分かります。(URL別、PC・スマートフォン別などの絞り込みも可能)

どの検索キーワードで流入があったのかの数値確認ができます。

一番最初に確認しておきたいのは「そもそも自分のサイトが検索結果に表示されているかどうか」です。自分のサイトが検索結果に表示されていない場合、検索パフォーマンスで検索キーワードのデータが表示されません。

データが表示されない場合は、site:ドメイン(例: site:satori.marketing)で確認してみて、検索エンジンに自分のサイトが認識されているかどうかを確認します。(検索結果にサイトのURLが表示されれば問題ありません)

サイトが認識されている状態

 

※サイトが認識されていない場合(「情報は見つかりませんでした」と表示される)

もし検索エンジンに認識されていないようであれば一度Search Console内のURL検査を使用してみましょう。

問題がある場合にはこちらで具体的な問題内容が確認できます。

 

3.最低限実施しておきたいタイトルタグとテキストの設定

検索エンジンはテキスト(文字)でページの内容を判断するため、画像のみのページなどの場合、ページの内容を理解するのが難しくなります。検索エンジンにページの内容を判断しやすくするため各ページのタイトルタグとテキストは必ず設定しましょう。

タイトルタグの設定

目安として<title>サイトの内容 – サイト名</title>という構成にすると作成しやすいです。

このページを例に挙げてみます。

このページでは「SEO初心者の方にもできる対策」について書いているので「SEO」「初心者」「対策」を含めます。

タイトル例)
<title>初心者でもわかる基本SEOとは?具体的な対策をわかりやすく解説します – マーケティングオートメーションツール SATORI</title>

前半はページ内容の説明(初心者でもわかる基本SEOとは?具体的な対策をわかりやすく解説します)、後半はサイト名称(マーケティングオートメーションツール SATORI)といった構成です。

ポイントはキーワードを詰め込みすぎず、なるべく簡素にページの内容を説明することです(40文字前後が検索結果にきれいに表示されるため理想的)。

テキストの設定

ページの内容を示すキーワードをページの中の文章に含めます。

タイトルタグと同じく「初心者」「SEO」「対策」といったキーワードを文中のテキストとして含めます。

ページのテーマになるものなので意識しなくとも自然と含まれることが多いですが、念のため確認しましょう。

書き出しの文章に入れておくと便利です。

例)冒頭の文章より
そこで今回はSEO初心者でもわかる簡単なSEOの知識と、明日からすぐに実践できる具体的な対策をまとめます。

この「タイトルタグの設定」「テキストの設定」を各ページのテーマに沿って記述していくだけでも、検索エンジンが各ページの内容を理解する大きなヒントになります。

※検索されていないキーワードでSEOを行っても意味がないため、一般的にどんなキーワードが検索されているのかについてはGoogleキーワードプランナーなどを参考にすると良いでしょう。
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

4.絶対にやってはいけないことを知る

ここまですぐできる基本的なSEOについてまとめましたが、「絶対にやってはいけないSEO」を知っておくことも非常に重要です。

Googleは検索結果の品質を保つためにガイドライン(ルール)を設けており、違反するとペナルティを受け、検索結果に表示されにくくなることがあります。

・ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)
https://support.google.com/webmasters/answer/35769

いくつかの項目がありますが特に注意しなくてはいけないものとしては「リンク プログラムへの参加」です。人為的なリンク操作、業者からのリンク購入はガイドライン違反となり長期に渡って検索結果に表示されにくくなります。

このような話を持ちかけられても購入しないようにしましょう。

 

PROFILE

篠原 誠


2007年10月にSEOディレクターとしてSEO事業者に入社。企業サイトを中心にコンサルティングを行う。 2015年4月に独立。 メディア運営とSEOコンサルティングを中心に活動中。 個人活動として2008年にSEOの勉強と情報発信のために「バカに毛が生えたブログ」開設し、現在もSEO関連の情報を発信している。
このエントリーをはてなブックマークに追加