第9回SATORIユーザー会ライトニングトークご登壇者への質問と回答
第9回ユーザー会のライトニングトークについて、参加者から挙がった質問をご登壇者の皆様に回答いただきました。
■第9回ユーザー会 ライトニングトークのテーマ
・ 広告施策における「SATORI」活用法:SATORI株式会社
・ 営業マンの心に火を付ける 効果的な「SATORI」運用方法:スラッシュ株式会社
・ コンテンツ提供による実名リード獲得とシナリオ展開:株式会社エクスト
※ライトニングトークの内容は、ご契約者様限定にて、後日動画を公開する予定です。
広告施策における「SATORI」活用法
SATORI株式会社
会社・登壇者紹介
≪会社名≫ SATORI株式会社 ≪登壇者≫ マーケティング営業部 フィールドサポートグループ リーダー 中曽根 有樹 |
ライトニングトークの概要
多くのお客様から寄せられる「SATORIと広告を絡めた施策とは?」という質問に応える形で、デモ画面での実演を交えながら、セグメントを活用した施策の紹介やプッシュ通知とポップアップによる広告改善効果のしくみ、JavaScriptとの連携方法など、その具体的な方法をご案内しました。
ユーザー会参加者からの質問とその回答
JavaScript連携を使ってリターゲティングのコードを設定するのと、タグマネージャーを使ってリターゲティングのコードを設定するのとでは、どのような違いがあるか教えてほしい。
「SATORI」のセグメントによって対象者を絞ってリマーケティングリストに入れたい場合は、Javascript連携をしていただければと思います。
一方で、「SATORI」のセグメントに関係なく、ぺージ単位で対象ページを見た人をリマーケティングリストに入れたいという場合は、タグマネージャー側で設定いただきますとその後の管理がしやすいかと思います。
(なお、対象ページにタグマネージャとJavascript連携の2つの形でタグを設置すると、正確なトラッキングを妨げる可能性があります。当社として推奨いたしませんので、ご注意ください。)
※「Javascript連携」機能の詳細はこちら
営業マンの心に火を付ける 効果的な「SATORI」運用方法
スラッシュ株式会社
会社・ご登壇者紹介
≪会社名≫ スラッシュ株式会社 https://www.s-lash.co.jp/(外部サイト) ≪ご登壇者≫ Marketing Dept. チーフマネージャー 安藤 史織 様 |
ライトニングトークの概要
マーケターの命題のひとつである「いかに社内にMAツールを浸透、定着させ、自社マーケティングを成功させるか」について、現場のマーケターならではのかなり踏み込んだ経験についてお話しいただきました。
ユーザー会参加者からの質問とその回答
導入してはじめに行った施策はなんですか?
導入当初に成果を感じられた施策があれば教えていただきたいです。
はじめに行った施策はシナリオ設計です。弊社の場合、BtoB・BtoCの両方が回っておりますが、とくにBtoCはコンバージョンがわりと集まりやすいと思います。
一方で難しいのはBtoBの方なのですが、ここはある程度長い年月をかけて追っていかなければならないため、一番最初のシナリオ設計は非常に気をつかって行いました。半年分くらい、要素を分けて自動で追っていけるように組み立てています。
また、導入してすぐに効果が見られると思うのは、ポップアップですね。キャンペーンや押し出したい広告と絡めて、LPなどでポップアップを表示させるのですが、そこからのコンバージョン率はやはり高く出ます。他のものに比べて2倍くらいは獲得できているので、やはり目立ちやすいものですとか目に留まりやすいものは早めに導入して損は無いと思います。
御社のホットリードの定義はなんですか?
ホットリードの定義はBtoBとBtoCで分かれます。
BtoBでは、一度お問い合わせをしたが導入まで至らず機会を逃してしまった方々が、もう一度弊社のWebサイトを見ている場合ですね。これはとても大切にしたいと思っており、再度訪問してくれる方や訪問回数の多い方、何かしらの情報を探そうとしているんだなというデータに関してはBtoBのホットリードにあたります。
また、BtoCについては、初回登録だけでなくいかにもう一度来ていただくか・もう一回コンバージョンを立てていただくかというのがポイントになるため、ユニークユーザーよりも2回目・3回目の訪問といった回数を重ねたお客様がBtoCではホットリードにあたります。
弊社も営業を巻き込むことに課題を感じていますが、とても手強いです。
どのようにブレストやゴールの設定をされていますか?
(例えば、営業のゴールは受注、マーケターのゴールは見込み客獲得など、中々共通のゴールを定めにくいかと思いますが。)
営業のゴールは受注、マーケティングのゴールも最終的には獲得したリードからどのくらいの受注が発生し利益が出たかというところを目指すことになると思います。
しかし、それとは別にツールを利用する上で共通の目的(例えば、”リードからアポイントが獲得できた”を共通の目標とするなど)を定めておくと、ブレストでの認識の統一やゴール設定がしやすくなるのではないでしょうか。
同じ目線での目標から派生して、それぞれの部署の目標へと深堀りしていければ良いですね。
ブレストするときはできるだけ営業の思考と目線を考えながら最適化を考えると、伝わりやすくなるかと思います。
コンテンツ提供による実名リード獲得とシナリオ展開
株式会社エクスト
会社・ご登壇者紹介
≪会社名≫株式会社エクスト https://www.ext.ne.jp/(外部サイト) ≪ご登壇者≫ 代表取締役 高畑 欽哉 様 |
ライトニングトークの概要
同社が提供する社内コミュニケーションツール「SONR.」が、約900社に利用されるサービスに成長するまでの道のりを、コンテンツマーケティングにおける「SATORI」の活用方法を交えながらご紹介いただきました。
ユーザー会参加者からの質問とその回答
セミナー集客はどのように行っていますか?(頻度なども)
多くのお客様に足をお運びいただくのは難しいと感じています。
まず一つは、既に集客する力を持っている団体と組むという方法です。例えば、今年は金融機関の経営者の会などにお招きいただきITのセミナーをします。また、SATORIさんなどと組んでセミナーもする予定です。そのように、自力では集客できない層を集められる人達と上手くアライアンスを組んでセミナーを行っています。
もう一つですが、アナログな活動をしてきたおかげで、例えば大阪でセミナー開催をした際に参加者71名のうち60名ほどが既に弊社のサービスを利用しているお客様だったこともありまして、やはり普段のつながりをきちっと作っておくことがとても大事で、それも集客に活きると考えています。
ダウンロード用の資料を作るのはとても大変なことだと思いますが、何の資料の用意もない場合、まずはじめに手をつけるべきものはなんでしょうか。
多かれ少なかれ商品の説明資料はみなさんお持ちだと思いますが、もう少し手前で「この情報をもらえるのであれば個人情報を渡しても良いな」と思えるような引きの強いコンテンツを一つ作るべきだと思います。
例えば”〇〇のための3つのコツ”など、お客様がタイムリーに知りたい情報を組み上げて作ることが、まず最初のステップだと思います。
コンテンツのネタを見つけるために何をされていますか?
コンテンツ制作はどこの部署の人がどのように進められていますか?
(営業担当者もコンテンツを書くことがありますか?)
めちゃくちゃ大変ですね。「SATORI」を導入してまず「コンテンツをどうしようか」とすべての会社さんが困っていまして、そこをどう支援していこうかという取り組みも我々はしているところです。
弊社もライターはいないため、営業スタッフもコンテンツを常に作ってくれていて、新たにディレクターも加わってコンテンツを温めていこうとやっていますが、すべての企業に共通の課題だと思います。
ただ弊社は全社経営を推進していまして、デザイナーもコンテンツを書いてくれますし、とにかくみんなでやるという社風づくりをしています。ただ、みなネタには困っています。
どの様な社内体制で取り組まれていますか?
全てのコンテンツを社内で制作されているのですか?
基本的には自社で制作しておりますが、一部の取材などは外部のライターに協力してもらっています。録音したものベースに書き起こしていただいたり、時には直接取材に行って書いていただいたりと、外部のパートナーとも上手く連携して進めています。