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2024.03.29
機能リリース

【SATORIリリース情報】「データテーブル」追加機能リリースのお知らせ

2024年3月28日(木)にデータテーブルの追加機能をリリースしました。
以下に今回のリリースで追加された機能をご案内いたします。

データテーブルとは

データテーブル機能はカラム(列)とレコード(行)のデータから構成されたテーブル(表データ)を作成することで、レコードに紐付くカスタマーを検索したり、対象のデータそのものを検索することが可能となります。

※データテーブル機能についての詳細はこちらからご確認ください。

追加される機能

データテーブルに下記2点の機能が追加されました。

①CSVファイルを用いたレコードとカスタマーの一括紐付け

レコードとカスタマーの紐付けについて、CSVファイルを用いて一括で紐付けることが可能になりました。

②CSVテンプレート

データテーブルの新規登録時に参考情報として、様々な活用シーンに沿ったCSVファイルのテンプレートをダウンロードできるようになりました。

上記の機能により、データテーブルの登録作業やカスタマーの紐付け作業にかかる工数が大幅に軽減される見込みです。

①CSVファイルを用いたレコードとカスタマーの一括紐付け

「データテーブル新規登録」画面および登録済みの「データテーブル一括登録」画面に [紐付け設定] が追加されました。
紐付け設定を利用してカスタマーとデータテーブルのレコードを紐付ける方法は下記2通りあります。

  • 「データテーブル新規登録」画面から、テーブルおよびレコードの登録とカスタマーの紐付けをまとめて行う
  • 既に登録済みのデータテーブルレコードとカスタマーの紐付けを行う

それぞれの手順について、以下で詳細をご案内します。

「データテーブル新規登録」画面から、テーブルおよびレコードの登録とカスタマーの紐付けをまとめて行う

(1) データテーブルの新規登録に必要なカラムと、カスタマー情報との紐付けに使用する値(メールアドレス、カスタマーID、カスタマーカスタム項目のいずれか)を含んだCSVファイルを用意します。

【例】

メールアドレス,顧客ランク,契約年数,購入総額
taro.satori@example.com,A,3,50000
hanako.satori@example.com,A,3,100000

※この機能からカスタマーの新規登録や更新はできません。カスタマー管理から行ってください。

(2) 「データテーブル新規登録」画面にて、(1)で用意したCSVファイルを選択します。

(3) CSVファイル内に記載されたカラムやレコードの値から各カラムの「データタイプ」を推測し、選択された状態で読み込まれます。

(4) 紐付け設定で、[紐付けする]を選択し、カスタマーの項目とデータテーブルの項目それぞれから紐付けに使用する情報を下記から選択します。

紐付けに使用するカスタマーの項目
・カスタマーID ※詳細はこちら
・メールアドレス
・一部のカスタマーカスタム項目 ※「複数のカスタマーで同じ値の登録」設定にて「許可しない」を選択

紐付けに使用するデータテーブルの項目
・レコードに含まれるカラム名

CSVファイルを用いたレコードとカスタマーの一括紐付け_1

(5) 基本設定で名前と説明を入力し、カラムに対応するデータタイプを確認して必要に応じて再選択します。

(6) [登録] をクリックします。

(7)  処理の受付が完了するメッセージが表示されます。

データテーブルの一括登録と紐付けの処理は、件数や実行タイミングによって処理が完了するまでの時間が異なり、完了までに時間を要する場合があります。処理状況はジョブ確認からご確認ください。

CSVファイルを用いたレコードとカスタマーの一括紐付け_2

(8) 処理が終了すると、レコード登録を実行したユーザーアカウントのメールアドレス宛に完了通知メールが届きます。メール内容から登録結果をご確認ください。

・件名:【SATORIからのお知らせ】データテーブルのレコード一括登録が終了しました
・送信元メールアドレス:noreply@system.satr.jp

既に登録済みのデータテーブルレコードとカスタマーの紐付けを行う

(1) 紐付けたいデータテーブルレコード一覧よりCSV出力を行います。

CSV出力の方法は、レコード情報をCSV形式で出力するをご覧ください。

(2) (1)で出力したCSVファイルを開き、紐付けに使用する情報(カスタマーのメールアドレス、カスタマーID、カスタマーカスタム項目のいずれか)を入力し、保存します。
※カスタマーを紐付けるためのカラムを追加、もしくは既存のカラムへ紐付けに使用する情報を追加してください。

【例】

hashcode,メールアドレス,顧客ランク,契約年数,購入総額
abcdefgh12345678,taro.satori@example.com,A,3,50000
12345678abcdefgh,hanako.satori@example.com,A,3,100000

(3) 「データテーブル」画面から編集したいデータテーブル名の右横「︙」>「アップロード」をクリックします。

CSVファイルを用いたレコードとカスタマーの一括紐付け_3

(4) 「データテーブル一括登録」画面にて、(2)で保存したCSVファイルを選択します。

(5) レコード更新設定では下記を選択します。

登録済みのレコードがCSVに存在した場合の動作:登録済みのレコードを更新する
更新する項目:任意
CSVの値が空の場合は空白で更新する:任意

(6) 紐付け設定で、[紐付けする]を選択し、カスタマーの項目とデータテーブルの項目それぞれから紐付けに使用する情報を下記から選択します。

紐付けに使用するカスタマーの項目

・カスタマーID ※詳細はこちら
・メールアドレス
・一部のカスタマーカスタム項目 ※「複数のカスタマーで同じ値の登録」設定にて「許可しない」を選択

紐付けに使用するデータテーブルの項目

・レコードに含まれるカラム名

CSVファイルを用いたレコードとカスタマーの一括紐付け_4

(7) 「アップロード」をクリックします。

(8) 処理の受付が完了するメッセージが表示されます。
データテーブルの一括登録と紐付けの処理は、件数や実行タイミングによって処理が完了するまでの時間が異なり、完了までに時間を要する場合があります。処理状況はジョブ確認からご確認ください。

CSVファイルを用いたレコードとカスタマーの一括紐付け_5

(9) 処理が終了すると、レコード登録を実行したユーザーアカウントのメールアドレス宛に完了通知メールが届きます。メール内容から登録結果をご確認ください。

・件名:【SATORIからのお知らせ】データテーブルのレコード一括登録が終了しました
・送信元メールアドレス:noreply@system.satr.jp

カスタマーIDについて

SATORIでは、カスタマーごとのユニークな値としてカスタマーIDを付与しています。

カスタマーIDは、カスタマー詳細画面URLの末尾に記載されている数値と同一のもので、データ提供オプションのカスタマーデータ、アクションデータからも確認ができます。

②CSVテンプレート

データテーブルの新規登録時に参考となるサンプルとして、「データテーブル新規登録」画面の右上から、CSVファイルのテンプレートをダウンロードできます。
様々な活用シーンに沿ったテンプレートを掲載していますので、テンプレートを元にデータテーブルをご活用ください。

CSVテンプレート_1
CSVテンプレート_2

注意事項

・カスタマーとレコードの紐付けを行う場合、予めSATORIへのカスタマー情報の登録が必要です。SATORIに登録がないカスタマー情報にてレコードの紐付けを実行しても、レコードに値が登録されるのみでカスタマーとレコードの紐付けは行われません。

・データテーブルCSVアップロードのレコード更新設定にて、[新規に追加する]を選択した場合、CSVファイル内に記載されたハッシュコードの有無に関わらずレコードは新規で追加され、更新は行われません。

・カスタマーとレコードの紐付けを一括解除することはできません。レコードごとに解除する必要があります。詳細な手順はこちらを参照ください。

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