
SATORI株式会社で新人マーケターとして働いています。
このブログでは、マーケティングについて学んだことを綴っていきます。
皆さま温かい目で見守ってくださると嬉しいです。
今回の深堀り勉強内容
今回は「インフルエンサーマーケティングの基礎と市場規模」についてです。
インフルエンサー(influencer)は、日本語で「大きな影響を持つ人物」を意味します。企業のブランディングや集客に大きく影響を及ぼすことができるため、最近のマーケティング手法としてとても人気です。
ご自身の企業でもインフルエンサーの起用をしたことがあるのではないでしょうか?
そもそもインフルエンサーマーケティングとは
インフルエンサーマーケティングとは、SNS上(Instagram、YouTube、Twitter、TikTokがメイン)で影響力の強い人物を起用した商品・ブランドの認知拡大を目的としたマーケティング手法のことです。
消費者の購買フェーズに応じて、目的とインフルエンサーを決定します。主にどのプラットフォームで訴求したいかもインフルエンサーを決定する際に重要です。
また、フォロワーの数によって下記のように分類されます。
・メガインフルエンサー:100万人以上
・ミドルマクロインフルエンサー:10万人~100万人
・マイクロインフルエンサー:1万~10万人
一概にフォロワーが多いと購買率も高いというわけではありません。マイクロインフルエンサーでも商品の訴求が上手かったり、コアなファンを抱えている場合は、購買率が高くなります。
消費者目線に立って商品を紹介できるという点が一番のインフルエンサーマーケティングの特徴です。
インフルエンサーマーケティングの市場規模
サイバーバズ/デジタルインファクトが2020年に行ったソーシャルメディアマーケティングの市場規模調査(図1)によると、2021年のインフルエンサーマーケティング市場は317億円となっています。さらに2025年には2020年比約2.3倍の723億円規模に成長する見込みとなっています。
(図1)

【市場動向調査】2020年のソーシャルメディアマーケティング市場は5,519億円、前年比107%の見通し。2025年には2020年比約2倍、1兆1,171億円規模に。
インフルエンサーマーケティングを成功させるには
ユーザーにとって、商品説明のわかりやすさとは別に「その商品が自分にとって重要である・必要である」と直感的に認識できるかどうかは成功のポイントです。
そのためには、インフルエンサーから継続的に「好き」を発信してもらえるように工夫をしていく必要があります。ただ単発的に行うとステマ感(ステルスマーケティング感)が出てしまい、ユーザーも「どうせ使ってないんでしょ」という感情が生まれます。
インフルエンサーに単発的にお願いするのではなく、一人のファンとして、継続的なパートナーシップを築いてもらえることを理想とした上でキャスティングをすることが長期的に見て成功と言えるのではないでしょうか。
まとめ
まだまだ市場規模が拡大していく見込みのある「インフルエンサーマーケティング」は、うまく活用すれば商品が品切れになるほどの大盛況になることもありますが、自社商品にあったインフルエンサーを起用する見極めが大切です。
市場規模拡大に伴って、これまでのインフルエンサーによる静止画や動画、ライブ配信での訴求手法以外も増えていく可能性があるので、今後も注目しつつ、自社商品の購買フェーズに合わせて施策として取り入れてみてはいかがでしょうか!
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