マーケティングオートメーション(MA)乗り換えで失敗しないための重要なポイント5つ

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マーケティングオートメーションツール(以下、MAツール)を活用して気づいたことはありますか?

「導入してみたけれど、必要な機能が備わっていなかった…」

「いいツールだけど予算感が合わなくて…」

――といった事情で乗り換えを検討される方もいらっしゃることと思います。

MAツールの乗り換えを効率よく進めるためには、押さえておくべき大切なポイントがいくつかあります。この記事ではMAツールの乗り換えに際して留意していただきたいポイントを、分かりやすくまとめてご紹介します。

1)やりたい施策の実現方法は、各ツールによって設定が異なる

1つ目のポイントは、MAツールの機能が意味する内容の把握に関するものです。

一口にMAツールといっても各社それぞれでコンセプトが異なり、それに伴って搭載されている機能にも違いがあります。同じような機能名であっても、使い勝手が微妙に異なるということも有り得ます。

たとえば、MAツール「A」と営業支援ツール(SFA)「B」を利用している状態から「SATORI」へ統合して乗り換える場合であれば、機能の対応状況は図のようになります。個々の機能がそれぞれどう対応しているのかをきちんと把握しておくことで、スムーズな移行が可能となります。

まずは自社の課題や目的から実現したい施策を決定し、それをツールで実現するためには、乗り換え前のツールのどの機能が乗り換え後のツールのどの機能に該当するのかを把握しておきましょう。

2)移行にかかる工数を見積もっておく

前述の機能の違いにも関連しますが、移行前のツールと移行後のツールでデータの持ち方が異なる場合、データ移行前の下準備等に手間がかかることがしばしばあります。導入後、すぐに使い始めるつもりが移行に手間取って立ち上がりが遅れてしまった…というケースも少なくないようです。

たとえば「SATORI」には「タグ」と「セグメント」という機能がありますが、その概念は独特のものです。「SATORI」における「タグ」は主に“セミナーに来場”などのオフライン行動をラベル付けするために利用し、「セグメント」は、WEB上の行動・ユーザー属性などの条件でユーザーをグルーピングする機能として定義されています。こういった「タグ」や「セグメント」の概念は、MAツールによって異なることがあります。そのままエクスポートとインポートで簡単に乗せ替えできない可能性が高いということをあらかじめ知っておきましょう。事前に両者のデータを比較し、不足する情報の埋め合わせや余分な情報の除外といったデータクレンジング作業が必要となります。

現在使っているツールからどのような情報をアウトプットできるのか、移行先のツールにどのような情報が必要なのかをそれぞれ整理した上で、データ移行に必要な工数をあらかじめ見積もっておきましょう。

3)スコアリングの初期化を覚悟しておく

MAツールにとってスコアリングは重要なデータですが、そのロジックは各社でそれぞれ異なります。このため、それまでに蓄積したスコアリング情報を乗り換え先のツールに移行することができないことが大半です。スコアリングが初期化されてしまう可能性が高いということをあらかじめ認識しておきましょう。

移行前のツールにおいて、自社でカスタマイズしたスコアリングロジックがある場合は、設定画面のスクリーンショットを撮る、メモとして残しておくといおった形で情報を控えておくと安心です。

4)引継ぎ期間は、両方の契約を維持させて施策を止めない

現在運用中のMAツールの移行を行う場合、運用の手を止めてしまわないよう配慮することが大切です。ツールが使用できないことが原因で施策が止まってしまうと、その期間中のビジネスに多大な影響を及ぼすリスクがあります。

理想としては、移行期間中は旧ツール/新ツールを二重契約するなどして、施策を止めない工夫をしたいところです。

どの程度の期間二重契約すべきかについては、一概には言えませんが2ケ月程度の猶予を持つと安心できる印象です。現行ツールで管理しているデータ量等からある程度の工数見積もりは可能ですが、いざ作業に着手してみると思わぬトラブルが発生するなどして、見積もりどおりに進まないことも少なくないものです。

予算的な問題はあるかと思いますが、可能な範囲で余裕を持って準備期間を見積もりましょう。

5)契約期間の確認

最後に、移行元ツールの最適契約期間を確認しておくのも意外に重要なポイントです。

たとえば、最低契約期間が1年のツールを1年未満で解約しようとすると、たいていの場合は違約金が発生します。新しいツールの導入を決めた後で旧ツールの解約ができないことが判明したりすると目も当てられません。

移行先ツールの導入時期を決定する前に、必ず移行前ツールの契約について改めて見直しておきましょう。

 

MA乗り換えで成功!「泉州電業」が行った施策とは?

ここで、MAツールの乗り換えを成功させた「泉州電業」様の事例をご紹介しておきましょう。

電設資材の販売を手がける泉州電業様では、新規顧客開拓や既存顧客への情報提供を目的としてコンテンツマーケティングに取り組んでいらっしゃいました。もちろんMAツールも導入されていましたが、「よりジャストタイミングで顧客にアプローチし、顧客満足度の向上に繋げたい」という思いから、MAツールの乗り換えを検討し始められました。その際に移行先ツールの候補として上がったのがSATORIです。

SATORIのサポートチームの支援を経て無事ツールの移行に成功された泉州電業様の事例を、ぜひ下記ページにて御覧ください。

 

本記事ではMAツールの乗り換えのポイントを”作業”や”機能”にフォーカスしてお話を進めてきましたが、ツール移行においてなによりも大切なのは、「なぜ乗り換える必要があるのか」を明確にすることです。現状、どのような課題があり、MAの乗り換えによってそれをどう解決したいのかを関係者全員が認識した上で移行から運用再開までのマイルストーンを設定し、「小さな成功」を短期間で実現することが重要です。

また、新しいツールの導入時には初期設定を始めとした様々な立ち上げ準備作業に意外に労力を使うものです。自社メンバーだけではそうした作業をこなしきれない可能性もありますので、移行先ツールの提供先企業のサポート体制も重要なポイントとなります。移行に際してどのような支援が受けられるのか、オンラインヘルプやスタートアップガイドのようなコンテンツは充実しているのかといったことをあらかじめ調べておきましょう。加えて、無償サポートと有償サポートの範囲も確認しておきましょう。

MAツールの導入で失敗しないために関係者全員が押さえておくべきポイントをまとめたホワイトペーパーを、下記のページでご案内しています。ぜひこちらもダウンロードしてご一読ください。

 

>経営層が納得する「稟議書」を作成するためにMAツールの導入検討で確認すべき5つのポイント資料のダウンロードページ

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