Marketing Blog

2015.01.19

おすすめのマーケティングの本をご紹介します

おすすめのマーケティングの本をご紹介します

マーケッターにはぜひ読んで欲しい!SATORIマーケティングブログが選ぶマーケティングの本を8冊ご紹介します。

マーケティング担当に読書は必須?

マーケティング戦略を考案し、そして実行していくマーケッターにとって、基礎知識から最新事例まで書籍から仕入れることは大切なことです。マーケティングの本は初めてその職種を経験する初心者の方にわかりやすいものから、とある企業が実践している事例までと幅広く、どんな種類の仕事をする上でもとても役立ちます。初心者の方はまず、基礎知識を身に付けるものに加え、施策ごとの実践マニュアルに近いものを読むことをおすすめします。キャリアのある方は、大手企業の事例などがおすすめ。事例をもとに自社サービスへの展開のアイデアが生まれます。昨今ではKindleなど電子版も多く販売されており、価格も低単価。移動時間などの時間を使って本を読み、情報収集していきましょう。

SATORIマーケティングブログ推薦マーケティングの本8選

数多く出版されているマーケティングの本の中から、これだけは読んで欲しい!そんな8選をお送りいたします。ぜひ参考に読みください。

キャズム Ver.2: 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論

キャズム Ver.2: 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論

ジェフリー・ムーア (著), 川又 政治 (翻訳)
キャズム理論とは、米国のみならず世界中の常識となったマーケティング理論です。2014年10月に改訂版が発売されました。その改訂により、成功失敗問わずすべての事例が刷新されました。そもそも「キャズム」とは「イノベーションのジレンマ」並みに重要な用語で、MBAホルダーならば知らない人はいないというほどのものです。マーケティングや経営に興味のある方には必読の書です。

ノヤン先生のマーケティング学サラサラ読めるのにジワッとしみる「マーケティング」のきほん

ノヤン先生のマーケティング学
サラサラ読めるのにジワッとしみる「マーケティング」のきほん

庭山 一郎 (著)
セットで読んで欲しい初心者向けマーケティング本2冊。初めてマーケティング担当になった方にもとても読みやすく基本中の基本から解説してくれます。基本的なフレームワークや理論をしっかりと抑えた内容となっているため、初学者の入門書としては最適の本です。一番の特徴は、現場のマーケッターが書いた本であるという点です。企業の中でマーケティングを実践している人は、それを進める際に数多くの障害に突き当たると思います。そんなときに周囲を説得する材料として使ってください。この2冊を咀嚼して、ぜひ世界で一番面白い分野「マーケティング」に飛び込んでみてください!

明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法

明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法

佐藤 尚之 (著)
こちらも発売が2008年と古いのですが、それでも内容は古びない基本的な概念とマーケティングに関わる理論、そして近年の歴史の流れが上手にまとめられています。情報があふれる時代になり、消費者に影響を与える方法ががらっと変化してしましました。そんな時代に、どのように消費者とコミュニケーションを取ればよいのか。多くのマーケティング担当者が頭を悩ませるこの問題を考える際に非常に参考になる一冊と言えます。

明日のコミュニケーション(上の続編)

明日のコミュニケーション(上の続編)

上の書籍の続編です。ソーシャルメディアの登場で、多くの生活者が情報発信者となりました。生活者の行う「いいね」や「シェア」「リツイート」などの活動が重要な時代となりました。いかに生活者の共感を得るかが重要な時代です。つまり、ソーシャルメディアがすべてのカギを握ることになります。ソーシャルメディアは「関与する生活者」をつなげるプラットフォームです。その「関与する生活者」は3つに分類され、それぞれに対するソーシャルメディアの情報発信の役割が説明されており非常にわかりやすい内容となっています。AIDMA、AISAS、SIPSと言った消費者行動モデルを説明しており、ユニクロなど6つの事例も紹介されています。前作とは違い、どちらかと言うと「手法」に寄った一冊です。

影響力の武器

言わずと知れたマーケティングの古典的一冊。

影響力の武器

ロバート・D・チャルディーニ(著)

訪問販売、街頭販売、宗教の寄付など冷静に考えれば引っかかるはずのないことになぜ人は引っかかるのか。「承諾」というものの心理的なメカニズムを多数の事例、理論から紐解きます。現在第三刷と影響力の武器実践編が販売されています。第三刷では、事例や漫画が追加されており楽しく見やすく充実した内容に進化しました。無差別テロの原因や、ネット広告戦略のヒントまで多くの知見が込められています。騙されない賢い消費者になるために、また、しっかりとものを売れるセールスマンになるための必読の書です。

Webマーケッター瞳

Webマーケッター瞳

星井 博文 (著), ソウ (イラスト), トレンド・プロ (編集), 村上 佳代 (読み手)
非常に読みやすい漫画です。Webマーケッターの実務者の視点から、立ちはだかる様々な壁やそれを乗り越える秘訣など数多くのエッセンスが詰まった一冊となっています。「いきなり固い理論、抽象論は苦手だな…」という方でも、実際の事例を主人公と共に体験しながらさくさく読み進められます。Webでも読めるようになっておりますので、試しに読んでみてから購入することを考えてみてもよいかもしれません。(http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/4284

アマゾンにも負けない、本当に強い会社が続けていること。

アマゾンにも負けない、本当に強い会社が続けていること。

権 成俊(著)
もはやネットさえ儲からない時代に、事業の再生、成長のカギはどこにあるのか。アマゾンにも負けない強い事業を生み出すために必要な考え方とは何か。ソフトバンク時代に多数IT企業のECサイト構築のディレクションを行ってきたコンサルタントによる著書です。“中小企業が生き残るには結局「メーカー化」か「サービス業化」しかない“、”値下げを考えなければならない時点で、そのサービスには大きな価値がないと認めざるを得ない“など、ストレートに本質を突く指摘が数多く含まれています。ネットショップ運営担当者は読んでおくべき一冊と言えます。

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